アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

フラッシュバック

2023年10月11日 | アーバンライフ

一昨日午後4時頃、短時間だが停電した。
日頃停電することなどないから、どうしたのだろうと少々うろたえた。

そこで、とっさにキッチンに行き、その辺のナベ、カマに水を蓄えた。つまり、当座の飲料水確保である。

マンションの場合、停電が長引くと揚水不能となり断水するからだ。

次に、生活用水をどうするか(つまり、風呂おけに蓄水するか)考えたがしばらく様子を見てからとした。

そうこうする内(多分、15分くらいして)停電は解消したので事なきを得たが、胆振中部地震(5年前)のブラックアウトを思い出しゾッとした。

その際は何の蓄えもなかったから、飲用水の確保や炊事をどうするか(IHヒーターのため停電になると調理不能となる)大変困った。

現在は、飲用水15リットル、生活用水40リットルの他、携帯用ガスコンロと燃料ボンベ10本や非常食等を備蓄してあるので、1~2日は何とか凌げる。

ということで、今更ながら、災害、災難は忘れた頃にやって来ることを肝に銘じつつ暮らしたいと思っている。

 

 

 

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何故、こんなに安く済む?~大企業の法人税

2023年10月10日 | ドラミング

何ともやりきれぬ思いだ。

庶民が重税や物価高にあえいでいる最中、上場企業は最高益を上げ、その税負担の少なさに驚く。

 

 

法定税率は概ね30%程度なのだが、これが各種の優遇税制の恩恵を受けて、中には0.2%しか負担していない企業もあるという。

詳しくは、記事を参照してください。10月8日付けしんぶん赤旗日曜版から転載しました。

 

 

 

 

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青山文平著「つまをめとらば」

2023年10月09日 | 読書三昧

 

2015年下半期第154回直木賞受賞作
「オール読物」等2012~15年掲載の短編6話、253頁

思わず「うまい」と感嘆したほどの話上手、筆上手である。
加えて、江戸時代の女性をこれほど魅力的に描いた人はいなかったのではと思う。

各編それぞれに工夫が施され、最後まで飽きさせずに読ませる筆力の確かさに脱帽した。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

選者評:林真理子氏
「この方の文章のうまさというのは感嘆に価する。そして女たちの魅力的なことといったらどうだろう。したたかで、ちゃっかりしていて愛らしい。今まで男たちが描いてきた”江戸の女”を鮮やかに裏切っているのだ。」

 

 

 

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NGリスト

2023年10月08日 | ドラミング

 

これがうわさの「氏名(指名)NG記者リスト」である。

昨日、フライデー電子版が配信した。

つまり、2日開催のジャニーズ事務所の2回目の記者会見で、あらかじめ指名を拒否する記者のリストが作成され、スタフ間で共有されていたというから驚く。

この会見は、第1回会見(9月7日)で問題となった事務所の名称問題等について、その後の検討結果を明らかにするというものであった。

しかし、肝心の会見で、言論圧殺に道を開くこんなことが行われるようでは、前代未聞の性加害を引き起こした事務所としての真剣さが問われる。

蛇足:リストには、指名促進を図る記者名も併記されていたというから、会見を事務所ペースで進行したいという意図が明白だ。また、言わずもがなのことだが、NGリストに掲載された記者たちは、本件(ジャニーズ問題)の真の解決を図るべく、同事務所に対し、日頃から辛口の評論や前向きの提案を行って来た者たちである。

 

 

 

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栗ご飯

2023年10月07日 | アーバンライフ

 

このところ、当地(札幌郊外)は、あの酷暑の夏が何だったのかと思わせるほどの涼しさです。

季節はめぐって、この秋もすてきなプレゼントを用意してくれました。

昨朝の妻の散歩の余禄で、早速今朝の栗ご飯に化けました。

季節の贈り物に感謝しつつ、美味しくいただきました。

 

 

 

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新着FMエアーチェック~ベルリンフィル演奏会を聴く

2023年10月06日 | 音楽三昧

 

9月26日、NHKFM「ベストオブクラシック」で放送された掲題の演奏会を録音して聴いた。

久しぶりのビックネームの登場で緊張しながら聴いたが、シューマンにおけるアルゲリッチの繊細な演奏に魅了された。

ブラームスはそこそこ聴きごたえのする演奏で良かった。

曲目

 シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
 ビゼー「こどもの遊び」から「ままごと遊び」(アルゲリッチ・バレンボイムの連弾)
 ブラームス 交響曲 第2番 ニ長調 作品73

演奏

 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
 ダニエル・バレンボイム(指揮)
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) 

録音 2023年1月6日 フィルハーモニー(ベルリン)

 

 

 

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一足飛びに・・・

2023年10月05日 | アーバンライフ

何か、一足飛びに冬がやって来た感じだ。

今朝の新聞(朝日)道内版に掲載された記事。

 

 

旭川近郊の旭岳は、4日雪に見舞われた由。

当地(札幌近郊)でも、朝夕は長袖にセーターといういで立ちが強いられる涼しさ(寒さ)である。

あの酷暑から、一足飛びに冬が押し寄せて来た。

 

 

 

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「3つのショク」

2023年10月04日 | アーバンライフ

 

最近の婦人雑誌は、長寿社会を目指す指南書的記事にあふれている。
「ゆうゆう」誌11月号も「健康寿命を延ばす食事と暮らし」という特集を組んだ。

その中で、評論家の樋口恵子さん(91歳)が、「3つのショク」で健康寿命を延ばすという提案を行っている。

詳しくは、雑誌の記事を参照願いたいが、図のごとく、食と職と触(ふれあい)を大切にする暮らしと言うことらしい。

 

 

 

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何でもランキング~特殊詐欺への対策していますか?

2023年10月03日 | アーバンライフ

過日の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。
その際のお題は・・・。

 

主に、電話による勧誘を念頭にしたアンケートだが、記事の中で、神奈川県の60代の男性が”留守番設定”にすれば、大抵のコールは「留守電メッセージの段階で切れる」と語っていた。

こうすることで特殊詐欺や保険、不用品回収等の勧誘は撃退できそうだが、友人・知人、親戚等からの連絡についても、いちいちコールバックしなければならず、何のための電話かわからなくなる。

拙宅では、電話機に「#9110」のステッカーを貼って注意を促すようにしている。

 

 

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森村誠一著「人間の証明~21世紀版」

2023年10月02日 | 読書三昧

 

「野生時代」2004年8~10月号連載、390頁。

過日、同氏が亡くなったことをニュースで知り、もう一度同氏の傑作「人間の証明」を読みたいと思い図書館から借りて来たら、21世紀版とかでまったくの別物であった。

ドラマチックな展開や軽妙な語り口は同氏のものだが、やはりデビュー当時の感性は失われており、こんなはずはないとの思いながら読んだ。

1975年当時の物語の下地となった西條八十の詩を掲載して、同氏の冥福を祈りたい。

「ぼくの帽子」~ 西條八十

母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷(うすい)から霧積(きりづみ)へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。 

母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。 

母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
紺の脚絆(きゃはん)に手甲(てこう)をした。
そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。

けれど、とうとう駄目だった、
なにしろ深い谷で、それに草が
背たけぐらい伸びていたんですもの。 

母さん、ほんとにあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍らに咲いていた車百合の花は
もうとうに枯れちゃったでせうね、そして、
秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。 

母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
あの谷間に、静かに雪がつもっているでせう、
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いた
Y.S という頭文字を
埋めるように、静かに、寂しく。

詩はネットから拝借しました。

 

 

 

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