3月25日、24名の参加者で第9回ミーティングを行いました。
今回のスピーカーをお引き受けいただいたAGPの平田さんのご紹介で、アメリカから留学中のゲイの大学生が参加してくださいました。日本のLGBTの現状を研究しておられるそうです。日本語がとてもお上手でみなさんびっくり!でした。アメリカと比べて日本はどうなのでしょう。進んでいるとは思えませんが、彼の目にはどのように映っているのでしょうか・・? 今度参加してくださったらアメリカの現状なども是非お聞きしたいと思います。実はこのブログに何回か日本に留学中の学生さんからメールがきています。研究しているので会のことを教えてほしいとか、ゲイ・コミュニティを紹介してほしいとか。日本だけの問題ではないので当然なのですが、そんなときは世界はひとつ!を実感します。ちょっと大げさでしょうか・・(笑)。
またありがたくも?カミングアウトによって私にこの問題を教えてくれた我が家の当事者の息子もめでたく高校を卒業し、姉に当たる娘とともに始めて参加いたしました。二人とも皆さんとの交流を楽しんでいたようで、学ぶことがたくさんあった、中身の濃い充実した時間が過ごせてよかったと話していました。
神戸パレードのケンゾヲさんからは、去年に引き続き今年もメッセージ入りのハンカチを持って歩こうという呼びかけがあり、みんなでハンカチにメッセージを書きました。お話を聞きながら去年のパレードをなつかしく思い出しました。お美しい(といっても化粧が濃くてほとんど顔がわからなかったのですが・・)ドラァグクイーン(あの頃はドラッグクイーンかと思っていました)と呼ばれる方々や、多くの当事者の方々にはじめてお会いしたのが去年の神戸まつりでした。あれからもう一年、早いものです。今年も「みんなの愛のハンカチ大作戦」をやっています。私たち「つなぐ会」も持って歩きますので、みなさん、どんどん送ってください! 詳しくは http://pksp.jp/kobe-0513/ をご覧ください。
また東京から来られた大学院生から、カミングアウトについての研究のため、インタビューに協力してほしいという依頼がありました。昨年も別の大学院生のアンケートにご協力させていただいたのですが、このような研究によって社会に何が大切かをアピールできるといいですね。このお二人は当事者の方なのですが、もうお一人、何度も「つなぐ会」に参加してくださっている臨床心理士であり、研究者の方がいらっしゃいます。彼女は友人から性同一性障害であることをカミングアウトされてからLGBTの研究をするようになったという異性愛者の方です。彼女が以前話されていたことを思い出しました。「あるゲイ雑誌で、ゲイのことを研究しているストレートの研究者を研究しているというゲイの人が(ややこしいです・・)、ストレートにゲイの気持ちがわかるわけがない、と書いていたのを読んでショックを受けた。自分に何ができるのだろうと考えているけれど、それでもこれからもインタビューを続けたい」と。「つなぐ会」には毎回、様々なセクシュアリティ・様々な職業・様々な立場の方たちが参加されています。みんなそれぞれ違っていますが、お互いの声に耳を傾け、共感できるところを探しながら、ガッチリとではありませんがゆるやかにつながっているような気がします。会が終わった後いつもなぜかさわやかな気分で帰れるのはそのせいでしょうか・・。
次はある性同一性障害のお子さんを持つお父様のお話から。「会に参加する前に子どもが書いているブログを読んできた。悩んできたことや、今考えていること、たくさん書いてあったけれど、自分が思っている以上に子どもはしっかり成長していると思った。悩みや苦しみが子どもを強くさせたんだなと感じた。」このお話にとても心を打たれました。自分の苦しみに負けず乗り越えてきた子どもと、その子どものカミングアウトを受け入れ、その成長を喜びの気持ちで見つめられる親。そんな家庭がもっと増えていけばいいなと思いました。
とてもいい勉強になりました、平田さんのお話については次回!
今回のスピーカーをお引き受けいただいたAGPの平田さんのご紹介で、アメリカから留学中のゲイの大学生が参加してくださいました。日本のLGBTの現状を研究しておられるそうです。日本語がとてもお上手でみなさんびっくり!でした。アメリカと比べて日本はどうなのでしょう。進んでいるとは思えませんが、彼の目にはどのように映っているのでしょうか・・? 今度参加してくださったらアメリカの現状なども是非お聞きしたいと思います。実はこのブログに何回か日本に留学中の学生さんからメールがきています。研究しているので会のことを教えてほしいとか、ゲイ・コミュニティを紹介してほしいとか。日本だけの問題ではないので当然なのですが、そんなときは世界はひとつ!を実感します。ちょっと大げさでしょうか・・(笑)。
またありがたくも?カミングアウトによって私にこの問題を教えてくれた我が家の当事者の息子もめでたく高校を卒業し、姉に当たる娘とともに始めて参加いたしました。二人とも皆さんとの交流を楽しんでいたようで、学ぶことがたくさんあった、中身の濃い充実した時間が過ごせてよかったと話していました。
神戸パレードのケンゾヲさんからは、去年に引き続き今年もメッセージ入りのハンカチを持って歩こうという呼びかけがあり、みんなでハンカチにメッセージを書きました。お話を聞きながら去年のパレードをなつかしく思い出しました。お美しい(といっても化粧が濃くてほとんど顔がわからなかったのですが・・)ドラァグクイーン(あの頃はドラッグクイーンかと思っていました)と呼ばれる方々や、多くの当事者の方々にはじめてお会いしたのが去年の神戸まつりでした。あれからもう一年、早いものです。今年も「みんなの愛のハンカチ大作戦」をやっています。私たち「つなぐ会」も持って歩きますので、みなさん、どんどん送ってください! 詳しくは http://pksp.jp/kobe-0513/ をご覧ください。
また東京から来られた大学院生から、カミングアウトについての研究のため、インタビューに協力してほしいという依頼がありました。昨年も別の大学院生のアンケートにご協力させていただいたのですが、このような研究によって社会に何が大切かをアピールできるといいですね。このお二人は当事者の方なのですが、もうお一人、何度も「つなぐ会」に参加してくださっている臨床心理士であり、研究者の方がいらっしゃいます。彼女は友人から性同一性障害であることをカミングアウトされてからLGBTの研究をするようになったという異性愛者の方です。彼女が以前話されていたことを思い出しました。「あるゲイ雑誌で、ゲイのことを研究しているストレートの研究者を研究しているというゲイの人が(ややこしいです・・)、ストレートにゲイの気持ちがわかるわけがない、と書いていたのを読んでショックを受けた。自分に何ができるのだろうと考えているけれど、それでもこれからもインタビューを続けたい」と。「つなぐ会」には毎回、様々なセクシュアリティ・様々な職業・様々な立場の方たちが参加されています。みんなそれぞれ違っていますが、お互いの声に耳を傾け、共感できるところを探しながら、ガッチリとではありませんがゆるやかにつながっているような気がします。会が終わった後いつもなぜかさわやかな気分で帰れるのはそのせいでしょうか・・。
次はある性同一性障害のお子さんを持つお父様のお話から。「会に参加する前に子どもが書いているブログを読んできた。悩んできたことや、今考えていること、たくさん書いてあったけれど、自分が思っている以上に子どもはしっかり成長していると思った。悩みや苦しみが子どもを強くさせたんだなと感じた。」このお話にとても心を打たれました。自分の苦しみに負けず乗り越えてきた子どもと、その子どものカミングアウトを受け入れ、その成長を喜びの気持ちで見つめられる親。そんな家庭がもっと増えていけばいいなと思いました。
とてもいい勉強になりました、平田さんのお話については次回!