LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

東京ミーティング(10月20日)のご報告

2013年10月23日 | Weblog
10月20日に東京ミーティングを開催しました。
冷たい雨が降る足元の悪い中、17人の方が集まってくださいました。
その内6人は初めていらっしゃった方で、2人は親御さん、4人は当事者の方でした。
参加者の方から感想を頂きましたので、ご紹介します。



とてもアットホームな雰囲気で、初めてでしたがリラックスして話すことができました。
普段はなかなか聞きづらいことも、ミーティングでは聞くことができるので助かります。
LGBT本人だけではなく、親御さんをはじめご家族も参加されているので、家族視点の意見は貴重でした。
特に、カミングアウトされての心境を聞けたのは本当によかったと思っています。
ミーティングの場では、LGBTに関する情報も多く聞くことができ、
いろいろな活動が行われていることを知ることができて嬉しかったです。
参加してみたいと思うものもあり、今後のつながり作りのための一歩となりました。
ぜひともまた、スケジュールが許せば参加したいと思います。
ありがとうございました。

まこと



すっかり秋となった今日は、あいにくの雨だった。
新宿2丁目aktaにて、つなぐ会in東京は本日も悩める子羊達が集まった。
僕は、最近いろ~んなことを考えてばかりいるから発散したかったし、
やっぱり生身の人間と話すのはネットなどでつながるだけとはやはり違うから。
いっつもテーマになるのって当事者からの家族へのカミングアウトな気がする。
受け止めるのが難しくて悩んでるご家族がいらっしゃる。
僕は性同一性障害であることを家族に話したのは、ちょっと変わった形でだった。
だから、共感よりも新鮮な気持ちでお話を聞かさせていただいている。
兎に角、どちらも悩んでることに変わらないんだけど、
僕はお母さんサイドに立てないから子供の(当事者)側から伝えたいし、勿論相手の気持ちも考えたい。
カミングアウトするのってすごく勇気がいる。
近い存在ほどそんな気がする。
けれど、一番分かってほしいんだと思う。
いきなり何もかもが分かり合える訳じゃないのはこっちも分かっている。
だって、そんだけデリケートな悩みだから。
簡単に行くなら話す必要もないんだと思う。
それでも、きちんと伝えるのは、只々大切な人だと誰よりも思うから。
本当の自分を知ってほしいから。
偽りたくないから。
僕は、カミングアウトはSOSであり、宣言でもあると思ってる。
助けて欲しい・僕はこう生きていくんだ!と言う気持ちの表れ。
親が子を心配してるのと同じように子も同じくらい親を傷つけたくない気持ちがある。
ビックリさせてしまうし不安もかけるだろうけれど、魂は赤ちゃんの時と何ら変わらないのだから、
外見が変わっても世の中の人が言う「つまんない普通」から外れても良いじゃないか。
愛情は驚く程あるのだ。
そう受け止めて欲しい。
分からないなら、もっと聞いて欲しい。
だって、そうしたくてカミングアウト決心したんだから。

そんな事を、今日は思い返していた。
理想通りになんて行かなくていいと思う。
それは、セクシャルマイノリティだけが感じることではないと思うし。
生きていれば、なんかある。
何もないなんて事はない。

僕は、カミングアウトすれば何か得られる、変われるって勝手に思い込んでいた。
周りが男として扱おうとしても自信はつかなかった。
だけど、自分を好きになれる様になってからは違う。
まだ途中だからうまく言えないんだけど、
頭ん中に膨大な知識があっても人の中に飛び込んで自分らしく生きれなかったら、変わらない。
怖くても、信じてくれる人、愛してくれる人を心の支えにして「自分」が立ち向かう。
いや、自然でいる・らしくあるってだけで随分物の見方が変わった。

楽になったし楽しくなった。
死にたくて堪らない時間があったことなんて嘘みたいで、
僕のスタートはほかの誰かから見たら遅いのかもしれないけど、僕はそう思わない。
いつからでも良い。それがその人の人生だから。
今も僕には弱い心がいっぱいある。
けど、恥ずかしくない。
それが僕だから。
そうなんだ。
僕は僕らしく生きていたい、それが幸せだ。

今、苦しんでる人がいっぱいいるんだと思う。
カミングアウトした人、された人。
違いはどこにも本当はなくて、気持ちは一緒のはず。
大好きだから…その言葉に尽きる関係なんだろうな。
カミングアウトは幸せになる初めの一歩。
ゆっくり歩んでいこう!!

そんな前向きになれるつなぐ会in東京でした。
みんなでワイワイしたり、時には真剣になったり、2次会があったり(笑)
楽しいひと時となりました。
感謝です。

ヨウ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸市長選挙(10月27日)候補者へのアンケートを実施しました!

2013年10月23日 | Weblog
★10月27日(日)には神戸市長選挙が行われます。兵庫県知事選のときと同様に、今回も候補者である かしのたかひと氏、ぬきなゆうな氏、久本きぞう氏、森下やす子氏 の4名 (9月29日時点)のみなさまに「セクシュアル・マイノリティに関するアンケート」をお願いしました。全員の方から回答をいただきましたので、ここでご紹介いたします。
LGBTの課題解決のためには、さまざまな啓発やロビーイングと共に、投票行動も大切ですね!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


平成25年神戸市市長選に向けて
「セクシュアル・マイノリティに関するアンケート」(平成25年9月実施)
                            
    かしの たかひと     様

次の11つの質問に対してお答えください。
回答例にあてはまらない場合などは、その他(      )内にご自由にお答えください。

(1) 国では、セクシュアル・マイノリティに関して人権課題の一つと位置づけ、平成25年度啓発活動年間強調事項のなかで、
(14)性的指向を理由とする差別をなくそう
(15) 性同一性障害を理由とする差別をなくそう
として掲げています。セクシュアル・マイノリティについて、社会が人権課題として取り組んでいくことをどう思われますか? (複数回答可)
○【A】 人権問題として積極的な取り組みが必要だ
 【B】 人権問題として取り組む必要はない
 【C】 同性愛に人権という考えはあてはまらないように思う
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                                   )
  

                                   
(2) セクシュアル・マイノリティの人権を守る施策の必要性についてどう思われますか?
○【A】 社会の理解が不足していると思われるので積極的な啓発や施策が必要だ
 【B】 社会に差別や偏見は特に無いと思うので積極的な取り組みは必要ない
 【C】 同性愛を容認すると同性愛者が増えて社会が成り立たなくなるので注意が必要だ
 【D】 性同一性障害者への施策は必要だが、同性愛者へは必要がないように思う 
 【E】 答えられない/分からない
 【F】 その他(                                   )                                                

(3) セクシュアル・マイノリティを人権課題として啓発する方法についてお聞きします。取り組んでいくと良いと思うものに○、必要が無いと思うものには×を印してください。
【A】(  ○  ) 公務員・教員など人権の擁護に関わるものへ研修会を実施していく
【B】(  ○  ) 人権セミナー、人権フェスティバルなどで取り上げる
【C】(  ○  ) 企業向けに研修会や啓発資材を配布する
【D】(  ○  ) 医療・カウンセリング関係者向けに研修会や啓発資材を配布する
【E】(  ○  ) 当事者に向けた応援メッセージを発信する
【F】(  ○  ) セクシュアル・マイノリティへの差別を禁止する法律などを策定する
【G】(  ○  ) 学校において人権教育として取り組む
【H】(      ) 答えられない/分からない 


(4) 多くの当事者、家族の方々が公的な相談窓口の設置を希望されていますが、神戸市でも公的な相談窓口を設置することについてどのようにお考えでしょうか?
 【A】 誰でも利用できるような公的な相談窓口が必要である
○【B】 相談窓口は必要だが、公的なものでなくてもいい
 【C】 特に相談窓口が必要だとは思わない
 【D】 答えられない/分からない 
 【E】 その他(                                    )                        

(5) 国では、第3次男女共同参画計画(平成22年12月策定)のなかで、第8分野 高齢者、障害者、外国人等が安心して暮らせる環境の整備の項目で、性的指向を理由として困難な状況に置かれている場合や性同一性障害などを有する人々については、人権尊重の観点からの配慮が必要であるとして、
・性的指向を理由とする差別や偏見の解消を目指して、啓発活動や相談、調査救済活動に取り組む。
・性同一性障害を理由とする差別や偏見の解消を目指して、啓発活動や相談、調査救済活動に取り組む。
と明記されています。
神戸市では現在、基本目標4 86被害者支援を担う関係者の人材育成、94男女共同参画の視点からの表現についての啓発、基本目標6 126性についての人権を尊重する啓発などを盛り込んでいらっしゃいますが、今後、さらに進めて具体的な啓発活動や相談、調査救済活動に取り組むことについてどのようにお考えでしょうか?
○【A】 具体的な啓発活動や相談、調査救済活動に取り組むことは必要である
 【B】 具体的に取り組む段階には至っていない
 【C】 その他(                                   )                    

(6) 国の自殺対策大綱改定案の中で、自殺念慮の割合等が高いことが指摘されているセクシュアル・マイノリティについて、無理解や偏見等がその背景にある社会的要因の一つであると捉えて、理解促進の取組を推進すると明記されていますが、これを受けて、神戸市の自殺対策に課題として盛り込み、相談先の紹介を掲載し、理解促進の取り組みを行うことが必要ではないかと考えます。どのようにお考えでしょうか?
 ○【A】 自殺対策の課題として取り組むことが必要である
  【B】 自殺対策として取り組む必要はない
  【C】 その他 (                                 )                      

(7) 兵庫県では数年前に性同一性障害の小学生が話題になりました。セクシュアル・マイノリティは思春期に性の目覚めとともに自覚する場合が多く、自分が周りと違うことに気づき孤独になりがちです。セクシュアル・マイノリティへの偏見は子どもたちにも根付いており、学校でのいじめの要因にもなっています。セクシュアル・マイノリティに関して、教職員に対する基本的な知識の啓発活動、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに対する啓発活動が必要ではないかと考え、学校教育の必要性についてお聞きします。
○【A】 年齢に応じた性の多様性(性的指向や性自認などが多様であること)を教えるべきだ
○【B】 生徒と向き合えるよう、まずは教職員向けの研修が必要だ 
 【C】 学校教育で関わっていく必要は無いように思う 
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                                  ) 

                  
(8) UR賃貸や大阪府では、高齢化を踏まえ、血縁でない者同士が入居できるハウスシェアリング制度を実施しています。神戸市でも、市営住宅等で前向きに実施するべきではないでしょうか?
○【A】 実施する必要がある
 【B】 その必要はない
 【C】 その他(                                  )                    

(9) セクシュアル・マイノリティについての課題は、どの課においても取り組みが必要であり、横断的な支援会議が必要となってくると思われます。例えば発達障害では、対応する各課が集まって庁内支援対策会議を設けている自治体もあるようですが、このモデルをセクシュアル・マイノリティでも作れないでしょうか?
○【A】 実施する必要がある
 【B】 その必要はない
 【C】 その他(                                  )                      

(10) 日本ではまだ同性婚が認められておらず、同性カップルには異性愛者の結婚と同等の社会的権利が保障されていません。同性婚、もしくはそれに準ずる同性パートナー制度についてどのように思われますか?
○【A】 同性婚、もしくはそれに順ずる制度が出来るべきだ
 【B】 結婚の制度に替わる、異性同性を問わないパートナー制度が出来るべきだ
 【C】 特に必要ない
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                                  )                           

(11) 最後に、家族や友人から同性愛や性同一性障害であることを告白(カミングアウト)された場合、どのように感じるでしょうか?
○【A】 彼らを応援したいと思う
 【B】 距離をおきたいと思う
 【C】 差別や偏見で苦労するだろうから、異性愛者として、また戸籍上の性別のままで生きるように諭    す
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                  )            

● 最後に、今回のアンケートの感想や、当事者や家族へのメッセージなど自由にコメントをお願いします。

セクシュアル・マイノリティの問題は、わが国ではようやく議論が始まったところであり、これまで表に出てこなかったものが顕在化してくる問題であると考えています。神戸市として何ができるかを考えた場合、支援団体と提携し、たとえばセクシュアル・マイノリティであるがゆえに悩む方に、支援団体の窓口を紹介し、あるいは研修を求める企業や学校、医療機関等に対して、資料を提供したり講師を派遣したりするなど、ハブとなる役割が求められているものと認識しています。その前提として、市職員の意識向上も必要になるでしょう。こうした観点から、本件に取り組んでゆきたいと考えています。
かしの たかひと 



*******************************


平成25年神戸市市長選に向けて
「セクシュアル・マイノリティに関するアンケート」(平成25年9月実施)
                            
   ぬきな ゆうな    様

次の11つの質問に対してお答えください。
回答例にあてはまらない場合などは、その他(      )内にご自由にお答えください。

(1) 国では、セクシュアル・マイノリティに関して人権課題の一つと位置づけ、平成25年度啓発活動年間強調事項のなかで、
(14)性的指向を理由とする差別をなくそう
(15) 性同一性障害を理由とする差別をなくそう
として掲げています。セクシュアル・マイノリティについて、社会が人権課題として取り組んでいくことをどう思われますか? (複数回答可)
○【A】 人権問題として積極的な取り組みが必要だ
 【B】 人権問題として取り組む必要はない
 【C】 同性愛に人権という考えはあてはまらないように思う
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                                   )


(2) セクシュアル・マイノリティの人権を守る施策の必要性についてどう思われますか?
○【A】 社会の理解が不足していると思われるので積極的な啓発や施策が必要だ
 【B】 社会に差別や偏見は特に無いと思うので積極的な取り組みは必要ない
 【C】 同性愛を容認すると同性愛者が増えて社会が成り立たなくなるので注意が必要だ
 【D】 性同一性障害者への施策は必要だが、同性愛者へは必要がないように思う 
 【E】 答えられない/分からない
 【F】 その他(                                   )


(3) セクシュアル・マイノリティを人権課題として啓発する方法についてお聞きします。取り組んでいくと良いと思うものに○、必要が無いと思うものには×を印してください。
【A】(  ○  ) 公務員・教員など人権の擁護に関わるものへ研修会を実施していく
【B】(  ○  ) 人権セミナー、人権フェスティバルなどで取り上げる
【C】(  ○  ) 企業向けに研修会や啓発資材を配布する
【D】(  ○  ) 医療・カウンセリング関係者向けに研修会や啓発資材を配布する
【E】(  ○  ) 当事者に向けた応援メッセージを発信する
【F】(  ○  ) セクシュアル・マイノリティへの差別を禁止する法律などを策定する
【G】(  ○  ) 学校において人権教育として取り組む
【H】(     ) 答えられない/分からない 


(4) 多くの当事者、家族の方々が公的な相談窓口の設置を希望されていますが、神戸市でも公的な相談窓口を設置することについてどのようにお考えでしょうか?
○【A】 誰でも利用できるような公的な相談窓口が必要である
 【B】 相談窓口は必要だが、公的なものでなくてもいい
 【C】 特に相談窓口が必要だとは思わない
 【D】 答えられない/分からない 
 【E】 その他(                                   )


(5) 国では、第3次男女共同参画計画(平成22年12月策定)のなかで、第8分野 高齢者、障
害者、外国人等が安心して暮らせる環境の整備の項目で、性的指向を理由として困難な状況に
置かれている場合や性同一性障害などを有する人々については、人権尊重の観点からの配慮が
必要であるとして、
・性的指向を理由とする差別や偏見の解消を目指して、啓発活動や相談、調査救済活動に取り組
む。
・性同一性障害を理由とする差別や偏見の解消を目指して、啓発活動や相談、調査救済活取り
組む。
と明記されています。
神戸市では現在、基本目標4 86被害者支援を担う関係者の人材育成、94男女共同参画の視点からの表現についての啓発、基本目標6 126性についての人権を尊重する啓発などを盛り込んでいらっしゃいますが、今後、さらに進めて具体的な啓発活動や相談、調査救済活動に取り組むことについてどのようにお考えでしょうか?
○【A】 具体的な啓発活動や相談、調査救済活動に取り組むことは必要である
 【B】 具体的に取り組む段階には至っていない
 【C】 その他(                                  ) 


(6) 国の自殺対策大綱改定案の中で、自殺念慮の割合等が高いことが指摘されているセクシュアル・マイノリティについて、無理解や偏見等がその背景にある社会的要因の一つであると捉えて、理解促進の取組を推進すると明記されていますが、これを受けて、神戸市の自殺対策に課題として盛り込み、相談先の紹介を記載し、理解促進の取り組みを行うことが必要ではないかと考えます。どのようにお考えでしょうか?
○【A】 自殺対策の課題として取り組むことが必要である
 【B】 自殺対策として取り組む必要はない
 【C】 その他 (                                  ) 


(7) 兵庫県では数年前に性同一性障害の小学生が話題になりました。セクシュアル・マイノリティは思春期に性の目覚めとともに自覚する場合が多く、自分が周りと違うことに気づき孤独になりがちです。セクシュアル・マイノリティへの偏見は子どもたちにも根付いており、学校でのいじめの要因にもなっています。セクシュアル・マイノリティに関して、教職員に対する基本的な知識の啓発活動、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに対する啓発活動が必要ではないかと考え、学校教育の必要性についてお聞きします。
○【A】 年齢に応じた性の多様性(性的指向や性自認などが多様であること)を教えるべきだ
○【B】 生徒と向き合えるよう、まずは教職員向けの研修が必要だ 
 【C】 学校教育で関わっていく必要は無いように思う 
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                                   )


(8) UR賃貸や大阪府では、高齢化を踏まえ、血縁でない者同士が入居できるハウスシェアリング制度を実施しています。神戸市でも、市営住宅等で前向きに実施するべきではないでしょうか?
○【A】 実施する必要がある
 【B】 その必要はない
 【C】 その他(                                   )
 

(9) セクシュアル・マイノリティについての課題は、どの課においても取り組みが必要であり、横断的な支援会議が必要となってくると思われます。例えば発達障害では、対応する各課が集まって庁内支援対策会議を設けている自治体もあるようですが、このモデルをセクシュアル・マイノリティでも作れないでしょうか?
○【A】 実施する必要がある
 【B】 その必要はない
 【C】 その他(                                  ) 


(10) 日本ではまだ同性婚が認められておらず、同性カップルには異性愛者の結婚と同等の社会的権利が保障されていません。同性婚、もしくはそれに準ずる同性パートナー制度についてどのように思われますか?
 【A】 同性婚、もしくはそれに順ずる制度が出来るべきだ
○【B】 結婚の制度に替わる、異性同性を問わないパートナー制度が出来るべきだ
 【C】 特に必要ない
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他

( 10 )への回答の補足 
婚姻について、憲法では第25条で「婚姻は両性の合意のみに基いて成立」すると定めています。この定めでは、婚姻は男女間のみでしか成立しません。しかし、「両性の合意のみ」との解釈は、戦前の「家制度」「地域制度」さらには「社会的身分」によって、当事者二人の意志が阻害されることがないようにすることが目的です。同時に第13条では「すべての国民は個人として尊重される」と明記されています。
従って、性的マイノリティカップルが現行制度の結婚をすることはできないと考えますが、憲法の趣旨に従えば、性的マイノリティのカップルには、婚姻と同等の権利が存在すると考えます。そのための法整備が急がれます。


(11) 最後に、家族や友人から同性愛や性同一性障害であることを告白(カミングアウト)された場合、どのように感じるでしょうか?
○【A】 彼らを応援したいと思う
 【B】 距離をおきたいと思う
 【C】 差別や偏見で苦労するだろうから、異性愛者として、また戸籍上の性別のままで生きるように諭す
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                   )


● 最後に、今回のアンケートの感想や、当事者や家族へのメッセージなど自由にコメントをお願いします。

最近は、勇気をもってカミングアウトする方も増えていますが、性的マイノリティの当事者には、未だ悩み続けている方も多いと思います。マイノリティもマジョリティもパーソナリティを理解し合い、すべての人が幸福に暮らせる憲法が定める通りの社会実現のために力を合わせましょう。



*********************************


平成25年神戸市市長選に向けて
「セクシュアル・マイノリティに関するアンケート」(平成25年9月実施)
                            
      久本  きぞう     様

次の11つの質問に対してお答えください。
回答例にあてはまらない場合などは、その他(      )内にご自由にお答えください。

(1) 国では、セクシュアル・マイノリティに関して人権課題の一つと位置づけ、平成25年度啓発活動年間強調事項のなかで、
(14)性的指向を理由とする差別をなくそう
(15) 性同一性障害を理由とする差別をなくそう
として掲げています。セクシュアル・マイノリティについて、社会が人権課題として取り組んでいくことをどう思われますか? (複数回答可)
○【A】 人権問題として積極的な取り組みが必要だ
 【B】 人権問題として取り組む必要はない
 【C】 同性愛に人権という考えはあてはまらないように思う
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                                  )


(2) セクシュアル・マイノリティの人権を守る施策の必要性についてどう思われますか?
○【A】 社会の理解が不足していると思われるので積極的な啓発や施策が必要だ
 【B】 社会に差別や偏見は特に無いと思うので積極的な取り組みは必要ない
 【C】 同性愛を容認すると同性愛者が増えて社会が成り立たなくなるので注意が必要だ
 【D】 性同一性障害者への施策は必要だが、同性愛者へは必要がないように思う 
 【E】 答えられない/分からない
 【F】 その他(                                  )


(3) セクシュアル・マイノリティを人権課題として啓発する方法についてお聞きします。取り組んでいくと良いと思うものに○、必要が無いと思うものには×を印してください。
【A】(    ) 公務員・教員など人権の擁護に関わるものへ研修会を実施していく
【B】(    ) 人権セミナー、人権フェスティバルなどで取り上げる
【C】(    ) 企業向けに研修会や啓発資材を配布する
【D】(    ) 医療・カウンセリング関係者向けに研修会や啓発資材を配布する
【E】(    ) 当事者に向けた応援メッセージを発信する
【F】(    ) セクシュアル・マイノリティへの差別を禁止する法律などを策定する
【G】(    ) 学校において人権教育として取り組む
【H】(    ) 答えられない/分からない 
  (  ご指摘の各事項を含め、有効な手法により啓発を進めることが望ましいと考えます。   )


(4) 多くの当事者、家族の方々が公的な相談窓口の設置を希望されていますが、神戸市でも公的な相談窓口を設置することについてどのようにお考えでしょうか?
 【A】 誰でも利用できるような公的な相談窓口が必要である
 【B】 相談窓口は必要だが、公的なものでなくてもいい
 【C】 特に相談窓口が必要だとは思わない
 【D】 答えられない/分からない 
○【E】 その他(  今後、各方面への要望、提言をお聞きしながら検討していきます。   )


(5) 国では、第3次男女共同参画計画(平成22年12月策定)のなかで、第8分野 高齢者、障害者、外国
人等が安心して暮らせる環境の整備の項目で、性的指向を理由として困難な状況に置かれている場合や性
同一性障害などを有する人々については、人権尊重の観点からの配慮が必要であるとして、
・性的指向を理由とする差別や偏見の解消を目指して、啓発活動や相談、調査救済活動に取り組む。
・性同一性障害を理由とする差別や偏見の解消を目指して、啓発活動や相談、調査救済活動に取り組む。
と明記されています。
神戸市では現在、基本目標4 86被害者支援を担う関係者の人材育成、94男女共同参画の視点からの
表現についての啓発、基本目標6 126性についての人権を尊重する啓発などを盛り込んでいらっしゃいますが、今後、さらに進めて具体的な啓発活動や相談、調査救済活動に取り組むことについてどのようにお考えでしょうか?
○【A】 具体的な啓発活動や相談、調査救済活動に取り組むことは必要である
 【B】 具体的に取り組む段階には至っていない
 【C】 その他(                                  ) 


(6) 国の自殺対策大綱改定案の中で、自殺念慮の割合等が高いことが指摘されているセクシュアル・マイノリティについて、無理解や偏見等がその背景にある社会的要因の一つであると捉えて、理解促進の取組を推進すると明記されていますが、これを受けて、神戸市の自殺対策に課題として盛り込み、相談先の紹介を記載し、理解促進の取り組みを行うことが必要ではないかと考えます。どのようにお考えでしょうか?
○【A】 自殺対策の課題として取り組むことが必要である
 【B】 自殺対策として取り組む必要はない
 【C】 その他 (                                 )
 

(7) 兵庫県では数年前に性同一性障害の小学生が話題になりました。セクシュアル・マイノリティは思春期に性の目覚めとともに自覚する場合が多く、自分が周りと違うことに気づき孤独になりがちです。セクシュアル・マイノリティへの偏見は子どもたちにも根付いており、学校でのいじめの要因にもなっています。セクシュアル・マイノリティに関して、教職員に対する基本的な知識の啓発活動、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに対する啓発活動が必要ではないかと考え、学校教育の必要性についてお聞きします。
 【A】 年齢に応じた性の多様性(性的指向や性自認などが多様であること)を教えるべきだ
 【B】 生徒と向き合えるよう、まずは教職員向けの研修が必要だ 
 【C】 学校教育で関わっていく必要は無いように思う 
 【D】 答えられない/分からない
○【E】 その他
( 今後、各方面への提言、要望をお聞きしながら学校教育の中で取り組みを行っていきます。 )


(8) UR賃貸や大阪府では、高齢化を踏まえ、血縁でない者同士が入居できるハウスシェアリング制度を実施しています。神戸市でも、市営住宅等で前向きに実施するべきではないでしょうか?
 【A】 実施する必要がある
 【B】 その必要はない
○【C】 その他
(  プライバシー保護、ルール作りなどトラブル防止のための十分な検討が必要と考えます。 ) 


(9) セクシュアル・マイノリティについての課題は、どの課においても取り組みが必要であり、横断的な支援会議が必要となってくると思われます。例えば発達障害では、対応する各課が集まって庁内支援対策会議を設けている自治体もあるようですが、このモデルをセクシュアル・マイノリティでも作れないでしょうか?
 【A】 実施する必要がある
 【B】 その必要はない
○【C】 その他(   今後の検討課題と考えます。                   )
 

(10) 日本ではまだ同性婚が認められておらず、同性カップルには異性愛者の結婚と同等の社会的権利が保障されていません。同性婚、もしくはそれに準ずる同性パートナー制度についてどのように思われますか?
 【A】 同性婚、もしくはそれに順ずる制度が出来るべきだ
 【B】 結婚の制度に替わる、異性同性を問わないパートナー制度が出来るべきだ
 【C】 特に必要ない
○【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                                    )


(11) 最後に、家族や友人から同性愛や性同一性障害であることを告白(カミングアウト)された場合、どのように感じるでしょうか?
○【A】 彼らを応援したいと思う
 【B】 距離をおきたいと思う
 【C】 差別や偏見で苦労するだろうから、異性愛者として、また戸籍上の性別のままで生きるように諭す
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                    )


● 最後に、今回のアンケートの感想や、当事者や家族へのメッセージなど自由にコメントをお願いします。

セクシュアルマイノリティ差別は人権問題であり、個人の考えは互いに尊重されるべきものであると、あらためて感じました。



*********************************


平成25年神戸市市長選に向けて
「セクシュアル・マイノリティに関するアンケート」(平成25年9月実施)
                            
   森下 やす子    様

次の11つの質問に対してお答えください。
回答例にあてはまらない場合などは、その他(      )内にご自由にお答えください。

(1) 国では、セクシュアル・マイノリティに関して人権課題の一つと位置づけ、平成25年度啓発活動年間強調事項のなかで、
(14)性的指向を理由とする差別をなくそう
(15) 性同一性障害を理由とする差別をなくそう
として掲げています。セクシュアル・マイノリティについて、社会が人権課題として取り組んでいくことをどう思われますか? (複数回答可)
 【A】 人権問題として積極的な取り組みが必要だ
 【B】 人権問題として取り組む必要はない
 【C】 同性愛に人権という考えはあてはまらないように思う
 【D】 答えられない/分からない
○【E】その他 (   今後検討していきたいと思っている。            )


(2) セクシュアル・マイノリティの人権を守る施策の必要性についてどう思われますか?
 【A】 社会の理解が不足していると思われるので積極的な啓発や施策が必要だ
 【B】 社会に差別や偏見は特に無いと思うので積極的な取り組みは必要ない
 【C】 同性愛を容認すると同性愛者が増えて社会が成り立たなくなるので注意が必要だ
 【D】 性同一性障害者への施策は必要だが、同性愛者へは必要がないように思う 
 【E】 答えられない/分からない
○【F】その他  (  今後検討していきたいと思っている              )


(3) セクシュアル・マイノリティを人権課題として啓発する方法についてお聞きします。取り組んでいくと良いと思うものに○、必要が無いと思うものには×を印してください。
【A】(   ) 公務員・教員など人権の擁護に関わるものへ研修会を実施していく
【B】(   ) 人権セミナー、人権フェスティバルなどで取り上げる
【C】(   ) 企業向けに研修会や啓発資材を配布する
【D】( ○ ) 医療・カウンセリング関係者向けに研修会や啓発資材を配布する
【E】(   ) 当事者に向けた応援メッセージを発信する
【F】(   ) セクシュアル・マイノリティへの差別を禁止する法律などを策定する
【G】( × ) 学校において人権教育として取り組む
【H】(   ) 答えられない/分からない 


(4) 多くの当事者、家族の方々が公的な相談窓口の設置を希望されていますが、神戸市でも公的な相談窓口を設置することについてどのようにお考えでしょうか?
【A】 誰でも利用できるような公的な相談窓口が必要である
【B】 相談窓口は必要だが、公的なものでなくてもいい
【C】 特に相談窓口が必要だとは思わない
【D】 答えられない/分からない
○【E】その他  ( 今後検討していきたいと思っている                 )


(5) 国では、第3次男女共同参画計画(平成22年12月策定)のなかで、第8分野 高齢者、障害者、外国人等が安心して暮らせる環境の整備の項目で、性的指向を理由として困難な状況に置かれている場合や性
同一性障害などを有する人々については、人権尊重の観点からの配慮が必要であるとして、
・性的指向を理由とする差別や偏見の解消を目指して、啓発活動や相談、調査救済活動に取り組む。
・性同一性障害を理由とする差別や偏見の解消を目指して、啓発活動や相談、調査救済活動に取り組む。
と明記されています。
神戸市では現在、基本目標4 86被害者支援を担う関係者の人材育成、94男女共同参画の視点からの表現についての啓発、基本目標6 126性についての人権を尊重する啓発などを盛り込んでいらっしゃいますが、今後、さらに進めて具体的な啓発活動や相談、調査救済活動に取り組むことについてどのようにお考えでしょうか?
 【A】 具体的な啓発活動や相談、調査救済活動に取り組むことは必要である
 【B】 具体的に取り組む段階には至っていない
○【C】その他  ( 首長としての今後の検討課題として取り組みたいと思っている     )


(6) 国の自殺対策大綱改定案の中で、自殺念慮の割合等が高いことが指摘されているセクシュアル・マイノリティについて、無理解や偏見等がその背景にある社会的要因の一つであると捉えて、理解促進の取組を推進すると明記されていますが、これを受けて、神戸市の自殺対策に課題として盛り込み、相談先の紹介を記載し、理解促進の取り組みを行うことが必要ではないかと考えます。どのようにお考えでしょうか?
○【A】 自殺対策の課題として取り組むことが必要である
 【B】 自殺対策として取り組む必要はない
 【C】 その他 (                                  ) 


(7) 兵庫県では数年前に性同一性障害の小学生が話題になりました。セクシュアル・マイノリティは思春期に性の目覚めとともに自覚する場合が多く、自分が周りと違うことに気づき孤独になりがちです。セクシュアル・マイノリティへの偏見は子どもたちにも根付いており、学校でのいじめの要因にもなっています。セクシュアル・マイノリティに関して、教職員に対する基本的な知識の啓発活動、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに対する啓発活動が必要ではないかと考え、学校教育の必要性についてお聞きします。
 【A】 年齢に応じた性の多様性(性的指向や性自認などが多様であること)を教えるべきだ
○【B】 生徒と向き合えるよう、まずは教職員向けの研修が必要だ 
 【C】 学校教育で関わっていく必要は無いように思う 
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                                   )


(8) UR賃貸や大阪府では、高齢化を踏まえ、血縁でない者同士が入居できるハウスシェアリング制度を実施しています。神戸市でも、市営住宅等で前向きに実施するべきではないでしょうか?
 【A】 実施する必要がある
 【B】 その必要はない
○【C】その他 (    今後検討していきたいと思っている               )


(9) セクシュアル・マイノリティについての課題は、どの課においても取り組みが必要であり、横断的な支援会議が必要となってくると思われます。例えば発達障害では、対応する各課が集まって庁内支援対策会議を設けている自治体もあるようですが、このモデルをセクシュアル・マイノリティでも作れないでしょうか?
 【A】 実施する必要がある
 【B】 その必要はない
○【C】 その他(   今後検討していきたいと思っている               )


(10) 日本ではまだ同性婚が認められておらず、同性カップルには異性愛者の結婚と同等の社会的権利が保障されていません。同性婚、もしくはそれに準ずる同性パートナー制度についてどのように思われますか?
 【A】 同性婚、もしくはそれに順ずる制度が出来るべきだ
 【B】 結婚の制度に替わる、異性同性を問わないパートナー制度が出来るべきだ
 【C】 特に必要ない
 【D】 答えられない/分からない
○【E】 その他(    婚姻に関しては一自治体で判断するわけにはいかない      )


(11) 最後に、家族や友人から同性愛や性同一性障害であることを告白(カミングアウト)された場合、どのように感じるでしょうか?
○【A】 彼らを応援したいと思う
 【B】 距離をおきたいと思う
 【C】 差別や偏見で苦労するだろうから、異性愛者として、また戸籍上の性別のままで生きるように諭す
 【D】 答えられない/分からない
 【E】 その他(                  )


● 最後に、今回のアンケートの感想や、当事者や家族へのメッセージなど自由にコメントをお願いします。
   記載なし





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする