「ゆずの会」は、つなぐ会の神戸拠点有志で「トランスジェンダーの子供たちを支える親の会」としてテーマを特化した拠点内グループミーティングとして立ち上げたものです。
このたび、つなぐ会公式のWebサイトでも公開する運びとなりましたので、よろしくお願いします。
7月23日(日)に、兵庫区文化センターにて行ったミーティングの報告を致します。
今回は、世話人含め7名の参加でした。
世話人より注意事項を伝えたあと、参加者のみなさんの自己紹介とお子さんのセクシュアリティーと現在の生活状況などをメンバーで共有しました。
「ゆずの会」では、毎回ワンポイントレッスンとしてテーマを決めてミニ学習会を行っております。
今回は、「性自認と性的指向」について、
・生まれた時の性別
・社会的性別
・性的指向
の3つを図解で示した上で、お子さんと親御さんご自身に当てはめてみて考えていただきました。
出席されたメンバー間でのフリーディスカッションの中で、ryuchellさんの急逝について、親御さんとの間でも話題が上り、とてもデリケートな心を持つ当事者への影響が心配である事が浮き彫りになりました。
この様な状況から、以前「ゆずの会」のワンポイントレッスンを担当された「ゲートキーパーについて」をテーマにお話しいただいたメンバーの方から資料の一部をご提供いただく事となり、当事者の言葉に傾聴する部分をコピーの上、参加者に配布しました。
改めて自宅に持ち帰って、後から見返すのもとても大切なことだと感じました。
他にも、今回初めてご夫婦で参加された方々もいらっしゃって、自分たち以外にも仲間がいる事を知り、少し安心されたご様子でした。
次回のゆずの会は9月17日(日)に兵庫区文化センターで行う予定です。詳細は改めて、つなぐ会公式Webサイトにてご案内しますのでよろしくお願いします。