1月20日に行いました第16回ミーティングのご報告です。
本年最初のつなぐ会には21名のご参加をいただきました。初参加の方が5名でした。前回のミーティングの報告の中でご紹介しました日本語教室のボランティアをしておられるあるお母さま。台湾の留学生さんからカミングアウトされて以来、この問題についていろいろと勉強されています。大阪市では人権展が巡回されていて、今回は西区で開催とのこと。「みなさん、人権展に行ってLGBTの扱いがどれほどお粗末なものかしっかり見てきてください。そしてアンケートに感じたことや要望をいっぱい書いてきてくださいね!」と。ほんとうに頼もしい仲間を得て、心強い限りです。今回は留学生さんも一緒に参加してくださいました。台湾の現状や日本の印象など一生懸命日本語で話してくださったのですが、台湾のパレードには2万人もの人が集まるそうですね。驚いてしまいました。LGBTのハンドブックのようなものが役所では一般市民にも配布されている、教育で取り上げられるのも間近というお話も。うらやましいですね。でもそれには長い活動があったようです。日本もこれからです!
また若い方々からは友人にカミングアウトしているといううれしいご報告が次々とありました。ある方は昨年お母さまにカミングアウトされたのですが、今では何も知らないお父さまがテレビを見て差別的な発言をしたときにはそれを注意してくれるようになったそうです。また難民のためのボランティアに行ったときには、そこの中心者の方が他のグループの中でもLGBTの存在を知ってもらったらいいよと勧めてくれたとか。そのような理解がうれしかったというご報告もありました。10代で自分のセクシュアリティに気付き、カミングアウトしたけれど受け入れられず、日本を出てロンドンに行って7年間過ごしたという方も来てくださいました。これからは日本より何歩も先を行くイギリスの現状なども教えてくださるとのこと。これからの日本の活動にどんどん生かしていけたらと思うとうれしいですね。AGPの平田さんからは思春期の子どもたちに役立つような何かを始めたい・・というお話もあり、一日も早く子どもたちに正しい情報を、知識を、理解を届けたいとワクワクしています。
最後に、昨年12月に発売になった『カミングアウト・レターズ』。「あちこちで配っている」「大阪中央図書館にも置いてもらえることになった」「親に送った」などのご報告もありました。ほんとうにいい本ができてうれしいです。先日は神戸のあるFM放送で番組を担当しておられる関西学院大学の山中先生からお招きをいただき、ちゃっかり宣伝してきました。「内容の濃い、力作です!」とおっっしゃっています。
●私が感動したところ(いっぱいあります・・)。
あるお母さまからの手紙にありました。
・・・レインボウマーチ札幌では、初めておにぎり屋さんを出させてもらい、・・・貴方の仲間の人たちにも「お母さん、お母さん」と呼んでもらえて喜んでいる私がいました。優しくてナイーブな方たちですよね。その子どもたちのなかにも、親に認めてもらえず、ずっと悩んでいる人がいるのも現実です。でも、そういう子たちに言いたい。
「負けないで!」
トライする気持ちを恐れないで!!「親の会」はそんな貴方たちを応援する会でもあります。これからもよろしくね!!
貴方と、多くの仲間たち!!
もう一人のお母さまから。
幸せになれるよね。同性だろうと異性だろうと、人間が対象であることは同じだ。結局は相手は人間なんでしょ?だったら卑屈になんかなるな。確かに世間全体では甘くはないけど、全員が敵ってわけでもない。理解し見守っていてくれる人だって意外といるものだよ。自分に相応しい人間がいるといいね。
・・・「ぼくは幸せになるよ、幸せになるからお母さん、心配しないで、ぼくは犯罪者じゃないよ」と、母親に向かって毅然として言える言語能力と意志のある息子を内心誇りに思っているんだ、私。すごく人間らしくてかっこいいと思うけどなあ。遠慮することないよ、あんた。
ちょっとこのごろ弱気になってないかい? やあねえ――私の息子はクヨクヨするほどやわじゃないはず。じゃあね。お元気で。
うーん、力強いお母さまたち!ご立派!大拍手!!
感動するところ、もっとありますよ。みなさん読んでくださいね!!
本年最初のつなぐ会には21名のご参加をいただきました。初参加の方が5名でした。前回のミーティングの報告の中でご紹介しました日本語教室のボランティアをしておられるあるお母さま。台湾の留学生さんからカミングアウトされて以来、この問題についていろいろと勉強されています。大阪市では人権展が巡回されていて、今回は西区で開催とのこと。「みなさん、人権展に行ってLGBTの扱いがどれほどお粗末なものかしっかり見てきてください。そしてアンケートに感じたことや要望をいっぱい書いてきてくださいね!」と。ほんとうに頼もしい仲間を得て、心強い限りです。今回は留学生さんも一緒に参加してくださいました。台湾の現状や日本の印象など一生懸命日本語で話してくださったのですが、台湾のパレードには2万人もの人が集まるそうですね。驚いてしまいました。LGBTのハンドブックのようなものが役所では一般市民にも配布されている、教育で取り上げられるのも間近というお話も。うらやましいですね。でもそれには長い活動があったようです。日本もこれからです!
また若い方々からは友人にカミングアウトしているといううれしいご報告が次々とありました。ある方は昨年お母さまにカミングアウトされたのですが、今では何も知らないお父さまがテレビを見て差別的な発言をしたときにはそれを注意してくれるようになったそうです。また難民のためのボランティアに行ったときには、そこの中心者の方が他のグループの中でもLGBTの存在を知ってもらったらいいよと勧めてくれたとか。そのような理解がうれしかったというご報告もありました。10代で自分のセクシュアリティに気付き、カミングアウトしたけれど受け入れられず、日本を出てロンドンに行って7年間過ごしたという方も来てくださいました。これからは日本より何歩も先を行くイギリスの現状なども教えてくださるとのこと。これからの日本の活動にどんどん生かしていけたらと思うとうれしいですね。AGPの平田さんからは思春期の子どもたちに役立つような何かを始めたい・・というお話もあり、一日も早く子どもたちに正しい情報を、知識を、理解を届けたいとワクワクしています。
最後に、昨年12月に発売になった『カミングアウト・レターズ』。「あちこちで配っている」「大阪中央図書館にも置いてもらえることになった」「親に送った」などのご報告もありました。ほんとうにいい本ができてうれしいです。先日は神戸のあるFM放送で番組を担当しておられる関西学院大学の山中先生からお招きをいただき、ちゃっかり宣伝してきました。「内容の濃い、力作です!」とおっっしゃっています。
●私が感動したところ(いっぱいあります・・)。
あるお母さまからの手紙にありました。
・・・レインボウマーチ札幌では、初めておにぎり屋さんを出させてもらい、・・・貴方の仲間の人たちにも「お母さん、お母さん」と呼んでもらえて喜んでいる私がいました。優しくてナイーブな方たちですよね。その子どもたちのなかにも、親に認めてもらえず、ずっと悩んでいる人がいるのも現実です。でも、そういう子たちに言いたい。
「負けないで!」
トライする気持ちを恐れないで!!「親の会」はそんな貴方たちを応援する会でもあります。これからもよろしくね!!
貴方と、多くの仲間たち!!
もう一人のお母さまから。
幸せになれるよね。同性だろうと異性だろうと、人間が対象であることは同じだ。結局は相手は人間なんでしょ?だったら卑屈になんかなるな。確かに世間全体では甘くはないけど、全員が敵ってわけでもない。理解し見守っていてくれる人だって意外といるものだよ。自分に相応しい人間がいるといいね。
・・・「ぼくは幸せになるよ、幸せになるからお母さん、心配しないで、ぼくは犯罪者じゃないよ」と、母親に向かって毅然として言える言語能力と意志のある息子を内心誇りに思っているんだ、私。すごく人間らしくてかっこいいと思うけどなあ。遠慮することないよ、あんた。
ちょっとこのごろ弱気になってないかい? やあねえ――私の息子はクヨクヨするほどやわじゃないはず。じゃあね。お元気で。
うーん、力強いお母さまたち!ご立派!大拍手!!
感動するところ、もっとありますよ。みなさん読んでくださいね!!