第1回 なごや親の会 ミーティングレポート
参加人数 8名
日時・場所 7月16日㈰13:00~16:00 イーブルなごやにて
名古屋では初めての親の会でした。
毎回のミーティング参加者のうち、半数以上をしめる親(主にGIDのお子さんをもつ親が多い)同士の交流の必要性も感じていたところ、メンバーの方からやりましょうという声も上がり今回の開催となりました。
GID当事者の方から、「親としての心がまえ」や「子どもとの接し方」を学ぶ機会になりました。
参加者の中には、もうすぐ子どもが手術を受けることになっていると話す母親や、子どもが手術を受けたばかりという母親、将来的に手術を受けることになるであろうというお子さんの母親、またゲイやレズビアンの子のいる母親などがいました。
以下はアンケートに答えてくださった中からの抜粋です。
本日の感想
・同じ悩みを共有でき、うれしかった。励まされた。
・きょう来たことでさらに前を向けるようになりました。子どもが反発しても壁にぶつかって立ち止まってしまっても、苦しくて嫌なことではなくチャンスだと受け止めることができました。子どもと夢を探して前進していくことが楽しみになりました。
・親としていろいろ気をもむことよりも、大丈夫だよと受け止めてあげるだけでいいんだということが心に残りました。
社会への要望
・LGBTへの理解が深まり、ゆくゆくはLGBTという言葉がなくなるくらい普及するといいなと思います。
・GIDの医療費の保険適応。本当にそうなってほしい。一生ホルモン投与しないと生きていけません。
・学校教育の中でセクシュアルマイノリティの知識を正しく教えてほしい。
・手術をしてまでの性別変更しなくてはいけないということがなんとかならないのかと思いました。
LGBTの家族と友人をつなぐ会への要望
・いろいろなかたと出会え、自分の気持ちを素直に言える唯一の場所です。こういう会があることで本当に救われています。ありがたいです。
アンケートを見ていると、主催する側も毎回緊張感を持ってミーティングに向かい合わなくてはと思ったことでした。
榊原