2月18日に開催したつなぐ会ミーティングの感想を参加者の方から頂きました。
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初めてつなぐ会に参加させていただきました。
当事者会ではなく、家族、友人という視点を大切にした会に参加したのは初めてで、親が多いと思うと、なんとも身がしまる思いでした。
(自分自身さえ、自分の感覚に半信半疑なのに、人に理解してもらえるとはなかなか思えないからだったかもしれません。)
参加者の多くは受け入れよう、当事者たちの感覚を大切にしようという方ばかりで、素敵な場所だと思いました。
参加して何より驚いたのは子供の当事者がこんなにもいるということ。
当初、当事者の子どもたちなのかな?と思っていましたが、なんとその場にいた子供達全員が当事者!完全に想定外でした。
私の性別違和を人に説明するならばXジェンダーやクエスチョニング。
自分の性別とは何か?男と女を分かつポイントは何か?
この違和感の根源は何なのか?と、ぐーるぐる考え続けている身からすれば、子どもたちはなんと潔い良いことか。
堂々と異性装し、その姿にはなんの違和感もないのです(当事者とさえ思えなかったわけだし)。
子どもたちは皆、第二次性徴期前。
男女どっちの服を着たって(大人から見れば)似合うし、
服を脱いだって(大人から見れば)大差がない。
私なんて30余年生きて未だに堂々と自分の性を見つけることも、受け入れることもできていないのに、子どもたちはのびのびと自分に性を謳歌している・・・(ように見える)。
子どもたちの考える性と、私が定義できずにいる性は、もしかして別物なのかもしれない、とさらに混乱しております。
遠目から元気な姿を見ていただけの私には、子どもたちの悩みも苦しみもまるで見えていないと正直思います。
それでも子供の頃から自分の考える性で成長していく子どもたちは、将来、どのように性をとらえ、性を語るのか。
今から楽しみになりました。
K.Y.
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