LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

東京ミーティング(8月6日)の報告

2017年08月20日 | Weblog

8月6日、年に1回の親だけの会を神宮前イロドリで開催しました。
今年で6回目ですが、過去最高の20名が参加!
そのうち初めていらしたかたが6名。
日曜の午後、ウェルカムドリンクを飲みながら自己紹介。
20人もいると一巡するのに結構な時間です。
その後は5グループに別れて話し合いをしました。
軽食に舌鼓をうちつつ、日頃話せない事、聞けない事などを時間オーバーするまで語り合いました。
曇りそうになる心をお互いが思いやり、明日からの元気をチャージ。
誰もが笑顔で暮らせる毎日が子どもにも親にも訪れる日を願って、家路に着く後姿を見送りました。
また来年ね…


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第14回名古屋ミーティングレポート

2017年08月02日 | Weblog

<第14回名古屋ミーティングレポート>

 

7月30日㈰ 13:30~16:00 イーブルなごや・第2研修室にて行った。

参加者17名。うち、初参加者3名

(当事者の子どもをもつ母親が7名、当事者の方が8名、支援者の方が2名)

 

初参加のうち、2名の方は親子で、1名はレズビアンのかたでした。

母親とFTMのお子さんで、きょうこれから家に帰って家族にカミングアウトをするつもりだというお話でした。それで、どのようにカミングアウトしたらよいか、経験やアドバイスなど聞きたいということでした。

同席していたFTM当事者のかたや同じ立場の母親たちそれぞれが体験を交えた話をしましたが、頷かれながら熱心に聞いておられた姿が印象的でした。

ご本人は社会人として働いていて、ホルモン治療は受けているが手術はこれからとのことで、病院選びや手術経験者の方からのお話、職場へのカミングアウトはどうするか、どこまでカミングアウトするか、など多方面にわたり話しました。

相談の内容により、どこに相談したらよいかわからないときもあるという話には、適切に答えられるかたがいて、情報を知ることもできました。

他の当事者の方からも、自分は家族にカミングアウトしたが受け入れてもらえなかった、カミングアウトされた時の親の気持ちを聞かせてほしいと言われ、母親たちがその時の気持ちを話すという場面もありました。やはり家族へのカミンガウトは当事者にとって、高いハードルであることを再確認しました。

生命保険会社で働く、支援者として参加された方からは、保険の相談でお客様からカミングアウトされたことがあったことや、そのときどう対応したかというお話なども聞くことができました。

初参加のレズビアンの方からは、最近起きた嫌なこととして、当事者団体が主催するパーティ会場でストレートと思われる男性から偏見のある嫌な言葉を浴びせられ腹が立った、という話も出ました。LGBTという言葉もかなり浸透してきているとはいえ、まだまだ理解が進んでいるとは言えないようです。

お互いの立場から教え合ったり、新たに知ったりと、今回は特に参加者同士の交流がよくはかられ、活発な意見交換ができたと思います。                            

以上です。

榊原


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