天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

若人の祭典@伝楽亭

2010-11-22 07:04:21 | 落語
色づく秋もそろそろ終わり。はらひら、と赤や黄色の葉っぱが舞っています。
そんななかツートンカラーの紅葉も。

20日14時伝楽亭
四季さん「やかん」
君吉さん「滑稽清水」

25歳と22歳(前後)の初々しいはずの、最年少コンビなはずの、若人ふたり、とぞ思う。
初対面だったようですが、北と浪速の落研同士でなにかと話もはずんでいたようでした。
江戸落語の四季さんの「やかん」、講談のところの迫力とテンポのよさにぐいぐいと。
「滑稽清水」は、よくよく考えるとブラーックな。

以下、詳細。
盲人作ノ助は友達から嫁が浮気をしていると知らされる。最初は信じないのだが、よくよく考えるとその話もつじつまが合い作ノ助は清水(キヨミズ)に通い目を見えるように100日祈ることを誓う。一方、嫁と間男も様子のその計画に気がつき同じように清水に通い、その目を再び閉じるように祈り始める。100日目、念願叶い目が見えるようになった作ノ助は、人目もはばからず熱心に祈る嫁と間男を見て「ああ、よその夫婦は仲良いなあ」…。
って、おい!いやー、すごい話です。感心しましたね、私は。そんな噺を選ぶ君吉さん(22前後)に落語教室の近況なんかをお話したり。そうです、「帯久」をやった彼です。「滑稽清水」をしてたって先生に報告しとこ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする