天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

豊澤雛文 女義太夫を楽しむ会

2016-07-18 09:38:04 | 観劇
豊澤雛文 女義太夫を楽しむ会
咲くやこの花コレクション

少し前になりますが、美里さんとこちらの会に。
三年前、三ヶ月ほど浄瑠璃を習い、素人落語まつり@池田にて豊澤雛文先生の三味線ででましたが…

申し訳ないっっっ!!

という言葉がぴったり。先生、国の重要無形文化財に昨年認定されてらっしゃいました( ;´Д`)重ねて申し訳ないっ!

関西では女義(じょぎ)の公演が少ないので今まで機会はなかったのですが、この度大阪倶楽部にて開催されましたので、豊蝶、美里、ゆ乃月、不肖の元弟子を代表して行ってきたのであります。

まず、乙女文楽という一人遣いの人形のミニ公演と解説。文楽人形そのもので、工夫がしてあってひとりで動かせるのですがこれは人形遣いさんそのものが舞踊のようで動きが美しい!大正から昭和にかけて成立したもので、この日来られていたのは関東の劇団が継承しているけど関西でも継承しているところがあるそうです。

続きまして、乙女文楽の方と、
太夫 竹本雛子さん、三味線 豊澤雛文さんとの
トークコーナー。
女義太夫は昔は一斉を風靡しましたが、関西での現状が厳しいことを認識。関東の女義さんの公演情報はあるのになあと思ってたらやはりそういうことですか。
簪落としといって、髪を振り乱し落ちた簪をファンが拾って返すという定番のパフォーマンスがあったらしい。
人が多いと自分の声を活かして、コロコロと節を何度もまわしたりいろんな表現をする人もあったけど今は(男性の)浄瑠璃をなぞるので精一杯とのこと。裾野を広げるためにも教室などで教えているそう。

この後公演となるのですが、
「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」
圧巻でした。確かに浄瑠璃であり、情もあり、三味線は厚く心地よい時間を持てました。
機会があればまだ習いたいものです。



コメント
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