丸洗い着物

60年前の地層から発掘した母親の着物群に手をつける時がきた。

モスリンの長襦袢とウールは洗った。やはり蓄積された時間の長さを考えると洗いたい、なんせ埃臭い。

そんなわけで洗剤の香りがただよう着物に。

あとの洗えない着物はひたすら干し続けるしかないのか…（とはいえ、匂いは落ち着いてきた）。

そして、今日着てみると

ちっさ

おはしょりもとれなかった。

なので飾りおはしょりをつける。

ウールは好きなのでこれからも機会を見つけて着ることでしょう。洗ったし。