昨日は母校で久しぶりのひとに会ったりはじめてだけど同じ学科の方とお話しできたり。
わたしは学問研究のみちに足を踏み入れたものの自分にはセンスがない、向いていないと方向転換。これを挫折という。
人生なんて選択の連続で多くの場合選べなかった道は挫折と呼ぶ。
ただ、人生なんてそんなもの。
だいたいのひとは挫折の末に違う道を選択する。
母校、出身学科での学部、院と苦しくもあり楽しくもあり、最後は挫折で終わったけれども、昨日の恩師を偲ぶ会で改めてあの時間は大好きな時間だったとふりかえった。
ある方のスピーチで研究の道を進まなかった苦い思いと後悔を口にしていた方がいらしていて、それはまったくわたしも持っていた想いだったし、同時にその挫折の後、別の道を歩んだわたしの30年があるということにも改めて思い至る。
次こうやって集えることがあるか分からないけど、いつかまたそれぞれの歩んできた道が重なるときがあれば。