ちりとてちん杯の熱気が抜けきらぬままお稽古といわれても一行も覚えてない。
ま、スケジュール決めたのは私やけども。
ところで、発表会のあとに「田之紀」が完成するまでについて書いたけど、道は終わってなかった。
ロード2章
その1 全く受けない篠山
口慣らしのつもりでかけた寄席でくすりともされず。春乃さんに指摘してもらったことをよく考えた夏のはじめ
その2 5分ではできない
夢希さん企画の5分落語にかけようかと取り組むが5分ではできない落語だという結論になる。が、このときにあれこれ省略の仕方を考えた。
その3 はめものは使えないのだよ、ワトソンくん
ハメものなしで10分程度のネタにするも、ハメものを入れたくなったというちろりさんの意見にハメもののきっかけを全て消し去らなねばならぬ、と決意
その4 それは落ちてない
コラボ寄席でのまるくさん、直前の落語教室での先生に「オチになってない」と言われる。あちゃー。発表会のときはなんとなく通ってたのに。
しかし、落語教室の翌日には、芝居小屋(旭座)をたてて、役者としても成功して看板役者(千両役者)に化けたというサゲを思いつく。特に旭座を思いついたときにサゲがいまいちでもこれはどうにかなると確信を得る。余談だが、他の芝居小屋でもやりたい。
それらの1.2.3.4ステップを経て7.5分バージョンが完成。7分くらいで終わる時があるので勢いよりも丁寧さを心がけるようにする。
ロード3章
一年間ことあるごとに先生が決勝のネタは単にマクラだけで膨らせてはダメ、持ち時間はきっちり満額使わないとダメ。
と言ってたこともあり、予選ネタと共に決勝ネタについても構成を考え、稽古を重ねた。
この過程で、ハメモノがあったら間がもつうわばみ退治。ハメモノがない。そのあとしばらく笑いがとれないとなるてここで笑いを入れねばならない。すると、わたしの中の遊若さんが「宴会で膨らませるんだよ」と囁いた。
が、かっぽれは踊れないので、酔ったふりができない村人という小ネタを入れることにする。
マクラについても自己紹介の流れで、サゲについての仕込みを入れるなんてわたしは天才じゃないかと思った(当社比)
ここまでが「田之紀」ロード3章。明確にわたしのしたいことがあったので、コンテストの場ではそれらがすべてできたし、間違いなくわたしの集大成。
賞はとれなかったけども!
しかし、先生はわたしの努力については認めなければならない、とお稽古で詰め寄るの巻。
ネタそのものを膨らませたこと。待ち時間を33秒残して終わらせたこと。
賞には関係なかったけども!
…んが!普段のわたしを知ってるのならそこに手をかけたところは評価してくださいと詰め寄るの巻。
ほめていただきました😏
ほめさせた…のではないはず。
編集がよかった。これからあんまり人がやってないネタを探してきて、おもしろくすることをしてみては?
こんなことばっかりでけるかー!?
「道具屋」については、ぽーっとしながら台本読んで終わらす。