そうだ、歌舞伎に行こう。
連休前日に思いついた。
なにせ仁左衛門様が復帰されたのだし、この機会を逃すな。
そして、サイトを覗くと…、
1等席17000円しか残ってなかった。
そうか…。逡巡しながら座席を見ると前から7列目がでたた。
え~い。
清水の舞台から飛び降りるの巻。ニザ様やしな。うんうん。
近っ!しかも、花道横(隣2席は空席)。
ひとがでてきて思ったのは「でかいな…」
(1階席で見るのは文楽が多いため)
近松門左衛門 作
一、堀川波の鼓(ほりかわなみのつづみ)
こっちはシリアスな近松もの。2幕の幕があがり、舞台に立つ仁左衛門さんに向けられる拍手の大きさたるや。ああ、みんな待ってたんやなあ。
不義を犯した妻を斬る夫。怒りよりも悲しみ。ほんとうに逃れる道はあったのか。いやはや、よく近松はこんなの書くなあと思ったらやはり実録脚色。
鼓とかお能とかは脚色部分なんだろうか。
小幡欣治 作
二、祇園恋づくし(ぎおんこいづくし)
中村鴈治郎 松本幸四郎 二役早替りにて相勤め申し候
打って変わって祝祭感のある喜劇。落語「祇園会」をもとにした作品。
わろた、わろた。鴈治郎さんは落語してもうまいと思う。幸四郎さんの女形のときのコメディエンヌっぷりもわろたわろた。
ちょうど祇園祭の日だったのもタイムリー。
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