今回の直木賞候補作。
明日の発表までに読了。
障害がありことばが不明瞭であったとされる徳川家重とその言葉が分かった家臣、大岡忠光を描いた時代小説。
「大奥」で、三浦透子がしてた役だなぁと。あれは男女逆転大奥だけど。漫画「大奥」で、その存在を知りもっと知りたいと検索していたので先を知りたいと集中して読んだ。
史実として残る
障害があったこと
(それにより癇癪持ちだったこと)
将軍になったこと
言葉を解せる家臣がいたこと
それがなぜだったのか、どう対処して乗り越えたのか、史実と想像でつなぎあげたのは、不自由であったであろう家重がまた出会えるのならもう一度生まれ変わってもこの身体でよいと言わしめた友との生涯の交わりだった。
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