GW最終日、私の姿は繁昌亭にありました。
今年の花詩歌グランドロマンは、あの名作「風と共に去りぬ」です。
見てないけど…。今回はじめて予習なしで臨みました。
いや、ロック食堂で予習したか…。
あの日声がつぶれていたあやめさんの運命やいかに!
【落語】
月亭天使「夫婦の花道」/笑福亭松五「大安売り」/桂春雨「代書屋」/笑福亭生喬「ヅカタツ!」
すべて宝塚フレーバーにあふれる作品。時間がないと6分で宝塚版「大安売り」をあっさりかけた松五さんがかっこよかったです(笑)落語部門は45分で集合。まさに駆け足。
【風と共に去りぬ】
初日は、染雀さんがスカーレットA、心の声であるスカーレットBが生喬さん。あやめさんがレッド・バトラー。
あやめさんの声は…でてる!!
ここで名言「ステロイドは現代のヒロポンや!」
薬で乗り切るプロ根性は、メイク、立ち振る舞いにも!あやめさんが年々男役らしくなっている!!
さて、どうやら毎日のように稽古をされておられましたが会場を使っての稽古はあったのかなかったのか…初日は出トチリ、段取りトチリ多数。そのたびに舞台真ん中で鋭角な指示を出す雀スカーレット!と・こ・ろ・が、キスシーンの度にカツラがずるむけの被害。
「私、これから見せ場やで!!(怒)」
宝塚を忠実に再現することが最大の魅力であるはなしか宝塚に今回よりあらたな演出が。それが浪曲師の真山隼人さんと曲師沢村さくらさんによる「見えていない部分の説明」である浪曲。もうこれがすばらしい!!
会場は落語はあんまり聞いたことがない宝塚ファン、落語も好きな宝塚ファン、落語ファンと聞く耳というのは様々だったのですが、この日をめいいっぱい楽しもうとする人たちばかりでしたので、もともとのエンタメ好きたち浪曲に湧きあがる!!新しく良いものに出会った客席の興奮の只中におりました。
娘役トップの生寿さんは物腰、セリフといい完璧な娘役で(スカーレットは男役がする役らしい)、天使さんは演技も歌も堂にいっていたし、あやめさんの娘さんは(初演の6年前から見てるので)すっかり娘さん。おばちゃん、びっくりしたわ。
勿論レビューまであったうえに今年から歌劇団テーマソングが作られそれを披露しての終演が21時25分頃でした。
帰ってきた今いくよくるよ
頭がーいたいー←違います
WINK←それも違います