好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

『万葉集と帝国的想像』の翻訳者

2023-12-04 22:48:05 | 将棋
 先日オンラインで行われた講演で、『万葉集と帝国的想像』の著者トークィル・ダシー氏が、「翻訳書とは思えないほどの練り上げられた文体になっている」と話しておられました。
 その翻訳者である品田悦一氏とはどういった方なのか気になりググってみました。

 「東大教授が解説!「令和」から浮かび上がる大伴旅人のメッセージ」という記事がありました
 おぼろげながら『文選』の「帰田賦」を調べたことがあったような気はするのですが、すっかり忘却の彼方・・・

 以下、上記記事からの抜粋です
 「令和」の典拠として挙げられていた『万葉集』巻五「梅花歌三十二首」の序は種々の漢詩文を引き込んで成り立っており、「令和」の典拠とされた箇所にもさらなる典拠があります。

 その一つとして、早く契沖の『万葉代匠記』が指摘したとおり、張衡「帰田賦」(『文選』)に「於是仲春令月、時和気清」の句があります。

 「梅花歌」序の典拠としては、もう一つ、王羲之の「蘭亭集序」(「蘭亭序」「蘭亭叙」とも)も挙げられていて、間テキスト性の見地からはこちらのほうが重要ではないかと思います。


 品田悦一氏の著書に『万葉ポピュリズムを斬る』があり、早速図書館にリクエストしておきました。
 以下は図書館の内容紹介から。

 天皇から庶民の歌まで載っている「万葉集」という作られた幻想-。2019年、「令和」に込められた万葉歌人・大伴旅人の反体制のメッセージを読み解き、当時の安倍政権の虚構を看破した著者が、万葉ポピュリズムを斬る!

 『万葉集と帝国的想像』の試し読みを見つけたので、読んでみようと思います。タイトルの「帝国」という表現に違和感があって購入を躊躇っていて

 今朝の散歩:5516歩、3.7km、81m/分、104kcal
 リュウゼツランに開花の兆しなし

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