南魚沼~わが故郷から~

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伸びよう 伸ばそう 青少年

2009年08月07日 | 子育て・教育
平成21年度 新潟県少年の主張大会
 ~わたしの主張~ 南魚沼地区大会  於 南魚沼市民会館

真っ直ぐ成長しているこども達の心からの声を聴くことは、私たち大人にとてっも清々しく高潔な
ものである。ことしも南魚沼地区7中学から10人の中学生が集い、しっかりと自らの思いを述べて
くれた。

育成市民会議が共催者で、いつもは裏方なのだが、今回は後片付けもあったので最後まで会場に
いることができた。
ことしも素晴らしい「少年の主張」であったと思うが、最後の新潟日報六日町支局長の言葉にも
あったが、女子8名に対して男子2名では偏りすぎでもある。
男の子には自ら主張したいことはないのかな?少し心配になる。

もうひとつ、来賓の挨拶にあった「歴史に学ぶのが賢者、自らの経験に学ぶのは●者云々」の言葉を
後で思い出して考えてしまった。
立派な主張の数々なのだが、なぜかスケール感を感じ得なかった思いもあったからである。

今のこども達は今の社会と同じように、溢れかえる物質と際限のない欲求の嵐の中で、自信を持てて
いないように思える。
何が本当に大事なのか、広い目で歴史に学ぶことも必要なのかも知れない。
人の人生は、自分一人のものではなく、多くの人々と関連し合うものだ。
だから、「誰もが自分のためだけに生きているのではなく、お互いのために生きている」ということ
でもあるわけだ。

例えば、子供の頃よく父や先生からげんこつをもらった。
場合によっては、隣の親父からも頂いた事もあったかもしれない。
今は親も先生もげんこつをこども達に向けることは、おそらくないだろう。
世の中変わったことが、こども達にとって良いことなのだろうか?
げんこつ一発にも長い長い歴史の中で培われた教育の知恵があるのではないだろうか。
使い方と使う者の考えだが・・。

・・あまりテーマとは関連性のない、勝手な話になってしまったようだが・・

帰り道、そんなことを思った「少年の主張」でした。