ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

まさに、日本のブラック・サバス!この音の雰囲気はベテランならでは!杜子春! /  人間椅子

2021-08-01 16:08:27 | 日本のロック

杜子春

 

オリンピック開催中であり、あまり音楽を聴いていないが、これはハマっている。

まさかの、芥川龍之介である。

この話は中学頃、学校の授業で学習したような気がする。

元ネタは中国の物語らしいのだが、芥川龍之介が、「蜘蛛の糸」のような童話として作り変えたものである。

それを、見事な和風ヘヴィ・ロックにした人間椅子。ツボを捉えた音と歌詞の融合に、驚いてしまう。

最後の方の展開には拍手喝采したくなる。これぞかっこいいハードロックだ!ただ、おどろおどろしいだけでなく、ロックのカッコよさを叩きつける人間椅子は日本の誇りである。

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映画「いとみち」挿入歌。青春映画に選ばれたのがこの曲! 人間椅子「エデンの少女」(アルバム『見知らぬ世界』収録)

2021-07-06 20:18:35 | 日本のロック

人間椅子「エデンの少女」(アルバム『見知らぬ世界』収録)

青森県が舞台で、女子高生の津軽弁とメイド喫茶と三味線がテーマの小説「いとみち」が映画になったので、観てきました。

津軽弁好きなんですよね。

青森にいたことがあったので、なんとも暖かい気持ちになります。

この映画の中で、主人公の友達の女の子がいつも聴いているのが「人間椅子」。

映画の中では、この曲が流れます。

おどろおどろしい彼らの曲のイメージですが、この曲は哀しみの中に、未来への希望を信じる少女のことを歌っていて、そこがこの映画のテーマに沿っていて、実にいい。

平成13年に発表された曲で、何故使われたのかと思いましたが、理解できました。

スリーピース・バンドで、純日本的なハード・ロック・バンドの彼らの魅力を十分に感じられる曲です。演奏は盤石でセンスが光っています。

ちなみに、人間椅子の和嶋慎治と鈴木研一は青森県弘前市出身で、弘前高校出身。映画の主人公と人間椅子好きの友人も学校名は出ていないものの弘前高校に通学している感じのシーンになっています。

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バブルの頃の日本ですね。ツイン・ヴォーカルが面白い。竹田和夫&Boys on rocks Can feel it

2021-06-12 15:04:55 | 日本のロック

竹田和夫&Boys on rocks

友人のK君のリクエスト曲です。

K君ありがとうございます。

このバンドは竹田和夫にとっては、クリエイションの次のバンドです。

正直言って、クリエイションほど、盛り上がらなかったと思います。私も、当時このバンドを聴いた記憶がありません。

名前は知っていましたが・・・

でも、当時はバブルの頃ですから、この曲には、そのころの空気感を感じます。勢いというのかな?懐かしいです!

K君にいい曲をリクエストしてもらいました。

 

ツイン・ヴォーカルのもう一人、橋本ヨーコの声にも当時の女性ヴォーカルの勢いを感じます。例えるなら、バービー・ボーイズの杏子のイメージ?

全く違う声質の二人が歌で掛け合うというのは面白いですね。

それにしても、竹田和夫のクセのある声と歌い方はすごいですね。私のように、クリエイションにハマった人間は、受け入れちゃいますけど、苦手な人はいるかも。

 

竹田和夫&ボーイズ・オン・ロックス 「JUST IN CASE」

これは、バラードですね。当時の雰囲気たっぷりのミュージック・ビデオで、情感が溢れています。二人とも英語うまくないけど・・・でも、そこがクセになるかな。

 

竹田和夫&ボーイズオンロックス Kazuo Takeda & Sunnygirl Yoko Hello Again 1991.wmv

ヨーコさんはブルース・ハープをやるんですよね。インストで、竹田和夫のギターと掛け合いです。こりゃ、珍しい。楽しんでますねー。気持ちよく聴けます。

 

 

 

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加治木剛は最高の詞を書いた!心に残る歌詞だ! カルメン・マキ &OZ 崩壊の前日

2021-04-25 17:35:23 | 日本のロック

カルメン・マキ 崩壊の前日 CARMEN MAKI

先月、2019年のライブがCD化、ブルーレイ化されたカルメン・マキ&OZ。

やはり、この人たちが活躍するとすごくうれしい。うーん、よくやってくれた!

 

この人たちのライブを見ると、私の心はあっという間にタイムスリップする。そう1970年代半ばへ。高校生の頃だ。

初めて横浜野外音楽堂で見たライブの感動が蘇ってくる。ライブ中に、マキが春日氏に「ハチ!」と呼び掛けているシーンも思い出す。

 

それにしても、静かなイントロから、暴力的な川上シゲ氏のベースが入ってくるところは痺れる!

この人のベースは未だに個性的だ。魅力にあふれている。高校生の時一生懸命コピーした。また、ベースを弾きたくなってくる。

 

それにしても、このバンド。やっぱり歌詞が大好きだ。

作詞は加治木剛。別名ダディ竹千代。天才だと思う。

「直立不動のビルの隙間から~」という導入部で、もう掴みはオッケー。

マキが歌うと、めちゃくちゃかっこいい!

そもそも、直立不動のビルっていう表現がたまらなく凄い。確かにビルは直立不動だけど、なかなか言葉にしない表現だ。

「私は、熱い、コーヒー飲んでる。サテンの窓の2階より。」というサビの部分もたまらない。喫茶店をサテンという表現は古いのかもしれないが、マキが歌えば、未だにかっこよく感じる。

しばらくは、カルメン・マキ&OZの世界に浸りそうである。

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カナダ人の日本語が心に沁みる! MONKEY MAJIK - Together

2020-09-20 13:26:15 | 日本のロック

MONKEY MAJIK - Together【Official Music Video】

(ブログ「音楽の杜」の240さんのゴダイゴの記事に触発されて、モンキー・マジックの特集をします。ゴダイゴ~モンキー・マジックの流れに国境を越えた音楽愛を感じます。)

 

カナダ人の兄弟、メイナード・プラント、ブレイズ・プラントのツイン・ヴォーカルが心に沁みる。

カナダ人2人、日本人2人の多国籍混成バンド、モンキー・マジックにはまさに国境を越えていい音楽を作ろうという意思を強く感じる。

このバンド、そもそもはカナダ人のメイナードが日本の小中学校の子供たちにネイティブの英語を聴かせるという国策のもと、ALT(外国語指導助手)として来日したことから始まった。メイナードはプロのミュージシャンではなかったのだ。

メイナードは、来日後、青森県で英語を教える傍ら、アマチュア・バンドを結成した。

その時のメンバーは、全員外国人だったらしい。

メンバーの一人がイギリス人で、テレビドラマ「西遊記」のファンであった(何と、イギリスで放映したらしい。)ことから、「モンキー・マジック」というバンド名が決まったらしい。偶然にもその「モンキー・マジック」を演奏するゴダイゴも日本人・外国人の混成バンドだった。

そして、彼らは西遊記の新シリーズでゴダイゴと同じように、主題歌を担当。全国区の知名度を得るようになっっている。

彼らの歌は心に沁みる。外国人が歌った日本語曲では「ラブ・イズ・オーバー」「時の流れに身を任せ」が有名で、実に感動的な曲となっているが、彼らの作品にも思わずジーンとくるメロディと歌詞がある。忘れ去られそうになる日本人の心をカナダ人の兄弟が教えてくれる。実に不思議な話で、いつの間にか彼らを応援しようという気持ちになる。

「HERO」はまさに外国人が歌った傑作だ。普遍的な愛の唄だが、油断すると涙が出てきてしまう。これだけの日本語曲を歌う外国人はめったにいない。素晴らしい曲だと思う。

MONKEY MAJIK - HERO【Official Music Video】

 

彼らの出世曲となった曲「Around The World」と、耳になじむ「空はまるで」も聴きましょう。

MONKEY MAJIK - Around The World【Official Music Video】

MONKEY MAJIK - 空はまるで【Official Music Video】

英語が混じるライブ・ヴァージョンも面白い。

MONKEY MAJIK - 空はまるで【MONKEY MAJIK Live at BUDOKAN-15th Anniversary-】

彼らは、芸能界では、サンドイッチマンと並ぶ、宮城県の誇りです。そんな彼らがコラボしてます。

MONKEY MAJIK × サンドウィッチマン / ウマーベラス(歌詞付き)

ちなみに、プラント兄弟は仮面ライダーゼロワンの変身音も担当してます。英語の変身音です。頑張ってます。

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