Houses of The Holy-Led Zeppelin
holy night ということで思いついたのがこの曲、「聖なる館」です。
それにしても、この曲は不思議な曲です。
不思議なメロディに不思議なリフレイン、最初聴いたときに、すごく地味な曲だし、ギターのリフはちょっと不協和音みたいだなあと思ったのですが、そのうちすごくくせになりました。
ポップでないのに、派手でもないのに、何回でも聴きたくなる変なハードロック。それがこの曲です。
考えてみれば、「フィジカルグラフティ」というアルバム自体が変なアルバムで、派手さはないのに、すごく味があります。
レッド・ツェッペリンといえば、ファーストやセカンド、4作目やプレゼンスが名作で有名なのですが、「大人のロックの味わい」という点では間違いなく「フィジカルグラフティ」です。
この曲以外にも、「テンイヤーズアゴーン」「シーサイドバウンド」みたいな、大人のロックが入っていて、実に染みる曲で魅せます。
アキレスラストスタンドや、ブラッグドッグ、移民の歌、胸いっぱいの愛を、のような派手さがなくても、味わいで聴かせるこのアルバムはある意味最強だと思います。
ブロンイアーも大好きです。