ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

クイーンみたい!と思った名曲「リッパー」 judas priest - the ripper

2018-02-11 15:58:01 | ブリティッシュロック

judas priest - the ripper

 

クラシック・ロック・ファンの中には、ジューダス・プリーストのことを「ヘビメタだから聴かない。でも、ブラックサバスやユーライアヒープは聴く。」

という方が結構いる。まさに70年代末頃からジューダス・プリーストはメタルの化身となり、80年代から発生したメタルブーム、そしてメタルブームが去ったあとのメタルマニアの世界で、活躍し、2018年の現在も健在だ。3月には18枚目のアルバムが出る。

とは言っても、私のブログを覗く人はメタルの話は嫌い、もしくは避ける傾向にあると思うので、70年代半ばごろのジューダスに焦点を当てたい。

そう、サバスやヒープ同様、ブリティッシュ・ハードロックの時代があったのだ。

つまり、この曲である。「リッパー(切り裂きジャック)」だ。

まさに、ブリティッシュ・ロックである。70年代の混沌の中にある珠玉の作品だ。

知的で、不思議というか、魔術的なエネルギーを感じる曲で、初めて聴いたとき、「おおっ、初期のクイーンみたいだ!」と思った。

ギターのリフや劇的な展開はクイーンのファーストやセカンドで感じた、ドラマティックロックの要素が十分で、ロバート・ハルフォードの

ヒステリックな高音には驚いた。

この曲が収められた、「運命の翼」はジャケットもかっこいい!

70年代前半のサバス、ヒープ、クイーンの湿り気のある、抒情性をもったハードロック、劇的なロックが好きだったら、このアルバムは

ぜひ聴いてほしい。70年代ブリティッシュ・ハードロックの名作だと思う。

コメント (4)
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追悼 パット・トーピー Mr Big - The World Is On The Way

2018-02-11 06:14:14 | アメリカンロック

Mr Big - The World Is On The Way (Raw Like Sushi 100)

 

親日家バンドMR.BIGのドラマーのパット・トーピーが逝去した。

64才だそうだ。死因はパーキンソン病とのこと。

ちょっと早すぎて、悲しい。

東日本大震災後の日本を支援するために、MR.BIGがつくったこの名曲で彼を偲びたい。

画像は、震災から間もなく行われた日本ツアーの時のものだと思う。この時、彼は病気発症前で、元気だ。

それだけに信じられない。数年前のことなのである。

陸前高田市の奇跡の一本松の画像もある。

この松は津波が過ぎ去ったあと、流されないで残った松として非常に有名だ。

震災のすごさと、流されなかった松の木の強さがわかるエピソードで心をうつ。

 

演奏の画像はアコースティックな曲なので、パットはドラムではなくギターをぶらさげて、タンバリンを叩きながら

他のメンバーと並んでいる。

日本を愛してくれた素晴らしきミュージシャンが病魔に倒れたのは非常につらいが、曲は残る。

パット、ありがとう。

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