1970 Fleetwood Mac - Peter Green - The Green Manalish Live Sweden
今回はマニアック回です。
ポップな曲や有名な曲を期待していた人ごめんなさい。
「えーっ、何?地味なロックなら聴かない。メジャーなの取り上げてよ!」という声が聞こえてきそうです。
前回の「伝承」みたいなのをアップすると、アクセス数が飛躍的に伸びます。
一般の人が知らないロックの曲をアップするとアクセス数が飛躍的に下がります。
まあ、自分の好きなようにブログを書いているので、これは仕方ない事ですね。
前回のように、誰でも好きなクラシック・ロックも載せますけど、
マニアックなロックも取り上げずにいられません。
ロックの歴史について興味ある人は読んで、聴いてくださいね。
ブリティッシュ三大ブルース・ロック・バンドを特集してたんですが、ついにこのバンドの登場です。
フリート・ウッドマック、正確にはピーターグリーンズ・フリートウッドマック。
作品「噂(ルーモア)」で世界的な成功を収めたあのフリートウッドマックと連続していますが、
このころは全く別のバンドです。
名ギタリスト、ピーター・グリーンはブルース・ブレイカーズでエリック・クラプトンの後任として、有名となり、
その後、ミック・フリートウッドマックらとこのバンドを結成したのです。
そして、チッキン・シャック、サヴォイ・ブラウンと共にブリティッシュ3大ブルースバンドとして、有名になるのですが、
ピーター・グリーンはLSDにはまってしまい、この曲「グリーン・マナリシ」発表後、バンドを離れることになるのです。
この曲はブルースというより、ハードロックです。
後に、メタル・ゴッドと呼ばれるジューダス・プリーストにカバーされるくらい、ハード・ロックっぽい雰囲気満載の怪しい曲ですが、
かっこいい!
ジミヘンの曲にも共通することですが、当時のロック独特の怪しさというか麻薬臭?がこの曲を盛り立てます。
で、このあと、ピーター・グリーン、LSDで廃人になったのか?死んだのか?と思ってましたが、実は未だに生きているようです。
何となく、フリーのポール・コゾフとギタースタイルも似てるし、脱退後変死か?
それとも、正常な世界から、あちらの世界へ行ってしまったか?と以前は憶測してましたけど、そんなことはなかったんですね。
ゲイリー・ムーアとも仕事をしていますし、大ヒットは記録しない人生を送りましたが、このあともロックの世界でずっと生きています。
ロックの巨人の生きざまっていろいろですね。