てんぷら☆さんらいず - 谷山浩子
高校生の時、よく聴いたんです。
横浜の県民ホールにライブを観に行ったなー。
不思議な詞と感性、彼女の少女っぽい容姿にははまりました。
メルヘンっぽさに、ちょっと怖い詞とか入っていたりして、彼女の研ぎ澄まされた才能には惹かれましたね。
私のブログにコメントしてくださる240さんの矢野顕子さんの曲を聴いていたら、似たような系統の声だと気づき、急に聴きたくなりました。
この曲、語呂合わせのような歌詞なんですが、いつのまにか口ずさんじゃうんです。訳が分からなくても、かっこいい。
彼女はシンガーソングライターという分類でしたが、一部ではプログレッシブ・ロックじゃないか?なんて意見もありましたね。
「ねこの森には帰れない」 谷山浩子 歌詞付き
この曲は彼女のデビュー曲だったかな?これはメルヘン100%ですが、過去には戻れないという若者の哀愁と決意が込められた曲で、可愛さの中に不思議なメッセージが入ってると感じたものです。
カントリーガール 谷山浩子
彼女の曲の中で、絶対的な名曲と知られている曲です。この曲はメルヘン要素はありません。純情な少女と彼女を見続けながら声をかけられなかった少年の物語の歌です。哀しい物語かと思わせといて、最後の部分で、幸せを予感させるという流れがまさに昭和の香りで満ちています。ぶっ飛んだ感性の持ち主の彼女がこういうまっすぐな歌をなぜ作ったのかわかりませんが。胸に刺さる一曲です。