Cul-De-Sac Track 10 - Come With Me
Cul-De-Sac Track 6 - My Love Will Never Die
Good as It Can Be
特集4回目でございます。
さて、今回は1974年の作品で、セカンド・ソロ・アルバムをとりあげます。
前回同様に240さんのブログ「音楽の杜」で2010年9月に取り上げていることを紹介いたします。楽器目線でのコメントがなかなか通っぽくていいと思います。腕利きスタジオ・ミュージシャンの音は魅力的ですからね。
さて、この作品についてですが、ネットの評判を見ると、ファースト・アルバムの方が評価されているような気がしますねー。
なんていうか、ファーストの方が禁欲的というか、渋いというか、孤高の詩人っぽい感じがするし、バックのサウンドも、わかる人にはわかるという玄人っぽさがあるのがいいのかな?
セカンド・アルバムは聴きやすく、より大衆に訴える要素が強い作品のような気がします。
セカンドはファーストより、軽く、ポップになっています。
もちろん、ファーストっぽい作品も多いのですが、「come with me」のご機嫌な感じ、「my love will never die」の甘いポップな感じ、「good as it can be」の80年代を予見させるポップな味わいはアルバム全体の雰囲気を大きく変えてますね。単純に、彩が豊かになったと感じます。
まあ、アルバムごとにカラーが違うというのもいいと思います。
次回は、彼が提供した作品を取り上げます。