Our House
この曲は実にほんわかしていて、心があったまる優しさの溢れた曲です。
可愛らしい曲と言ってもいいでしょう。
グラハム・ナッシュが当時の恋人(ジョニ・ミッチェル)との幸せな時を歌ったという曲らしいのですが、普遍的な幸せを歌った曲のようにも聞こえます。
陽だまりでのんびり聴きたくなるような曲かな?
それにしても、ジョニ・ミッチェルの恋愛遍歴は凄まじいですよね。ネットで確認すると、その恋の多さに驚いてしまいます。
何と、デビッド・クロスビーとも恋仲になったそうな???よくわかりません。
それは、さておき、可愛らしい声と可愛らしいメロディ。この曲を聴いてると、どうしても、日本のあるバンドの曲を思い出さずにはいられません。
それは、チューリップの「ぼくがつくった愛のうた」です。
ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜 チューリップ
別に曲が似ているわけではないのですが、可愛らしく、優しさに溢れているところが共通するんですよね。
中学3年生の時、発売されたばかりのこの曲を聴いて、胸がキュンとしました。
純情だったんですね。でも、今でも胸がキュンとします(笑)
歌っているのは姫野達也氏です。作ったのはチューリップのリーダーで、絶対的なヴォーカリストである財津和夫氏ですが、なぜか、この曲を姫野氏に歌わせました。
なぜか?それは、チューリップが世の中に出るきっかけを作った「心の旅」を歌ったのが姫野氏だからです。その成功体験があったからこそ、財津氏は「これは姫野に歌ってもらおう。彼の甘い声が似合う」と決心をしたようです。(実は「心の旅」は財津氏が作った曲で、自分で歌いたかったようなのですが、レコード会社のディレクターの命令で姫野氏のヴォーカルで録音。結果的に大ヒットしたという裏話があるのです。)
やはり、姫野氏のヴォーカルはこの曲に似合います。「心の旅」で証明されたように、彼の声には魔法があるのです。
共感してくれる方がいるといいな。