人間椅子「エデンの少女」(アルバム『見知らぬ世界』収録)
青森県が舞台で、女子高生の津軽弁とメイド喫茶と三味線がテーマの小説「いとみち」が映画になったので、観てきました。
津軽弁好きなんですよね。
青森にいたことがあったので、なんとも暖かい気持ちになります。
この映画の中で、主人公の友達の女の子がいつも聴いているのが「人間椅子」。
映画の中では、この曲が流れます。
おどろおどろしい彼らの曲のイメージですが、この曲は哀しみの中に、未来への希望を信じる少女のことを歌っていて、そこがこの映画のテーマに沿っていて、実にいい。
平成13年に発表された曲で、何故使われたのかと思いましたが、理解できました。
スリーピース・バンドで、純日本的なハード・ロック・バンドの彼らの魅力を十分に感じられる曲です。演奏は盤石でセンスが光っています。
ちなみに、人間椅子の和嶋慎治と鈴木研一は青森県弘前市出身で、弘前高校出身。映画の主人公と人間椅子好きの友人も学校名は出ていないものの弘前高校に通学している感じのシーンになっています。