Walk Away
高校の友人のK君から、リクエストをもらいました。K君ありがとう!「Walk Away 」です。
ジェイムズ・ギャングの最大のヒット曲で、ゴールド・ディスクを獲得した1971年発表の「Thirds」収録の曲です。
この曲のイメージが強くて、ジェイムズ・ギャングはハード・ロック・バンドというレッテルが貼られているケースがありますが、いろんなタイプの曲をやっているアメリカン・ロック・バンドというのが正解でしょう。
メンバーは、ジョー・ウオルシュ(g、v、k)、デイル・ピータース(b)、ジム・フォックス(d、k)の3人。
この曲は、まさに1970年当初のロック創世記のエネルギーが満ちています。ロックの原始的なエネルギーが気持ちいいという感じです。スリー・ピースということで、GFRやZZトップと似たような熱さもあります。イギリスのバンドだともうちょっと知的な方向かブルースくさい方向になるんですけど、カラっとしているのがいかにもアメリカン・ロック!
「Thirds」のヒット曲といえば、この曲も見逃せません。「Midnight Man」。
パワー・バラードですね。日本人が好むメロディ展開だと思います。甘いメロディがくせになるかも。
James Gang -Midnight Man
「Thirds」にはいっているこの曲も好きです。「Things I Could Be」。
単調で地味な部分が多いのですが、ギター・ソロとその時のベースラインがちょっとかっこいい。
これはツボにはまります。
James Gang - Things I Could Be
ジョーはこのアルバムを最後に脱退します。
そして、数年後、あのイーグルスに加入して、名声を手にします。
イーグルスのイメージと合わないなーって思ってたんですけど、見事に溶け込みましたね。
イーグルスは初期のフォークっぽい感じから脱却したかったと思うので、需要にマッチしたメンバーチェンジだったとも捉えられます。