Such a Beautiful Feeling
Back in '57
Light of Your Love
エリック・カズは2枚のソロアルバムのあと、1976年にスーパー・グループ、アメリカン・フライヤーを結成し、作品を発表します。
メンバーがすごい。エリック(vo,key,harmonica)以外は、カントリー・ロックバンド、ピュア・プレイリー・リーグ出身のクレイグ・フラー(vo,g)、元ブルース・プロジェクトで元BS&Tのスティーブ・カッツ(vo,g,harmonica)、元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのダグ・ユール(vo,b)、そしてプロデューサーがビートルズで有名なジョージ・マーティン。よく、こんなメンバーが集まったものです。
ドラマーがいないので、ドラマーはセッション・ミュージシャンでしょうか?
エース級の人物が集まって作ったわけですから、悪いわけはありません。実に素晴らしい。メロディもサウンドも完璧です。豪華と言ってもいいでしょう。全員歌が上手い!コーラスも素敵なわけです。当時の花形音楽であったウエスト・コースト・サウンド(メンバーの出身地は違うけど)の理想的な作品が展開しています。イーグルスとの比較をよくされていますが、イーグルスに劣らない高いレベルの作品です。それ以上かも。ゆったりと聴けますね。
エリック・カズはこのエース級のメンバーが集まる中、半分の曲を書いています。彼が中心のバンドであったのかな?
でも他の3人も曲を書いており、曲調もバラエティに富んでいて、飽きない内容です。
エリックのソロより、サウンド的には楽しめるかもしれません。このバンドでのエリックは余所行きのエリック・カズといったところでしょうか?ズバリ、ポップな作品です。
今回はエリックの曲と、スティーブの曲、エリックとクレイグの共作の3曲をセレクトしました。
この3曲を聴いただけで、優れた作品であることがわかります。
ただし、私、リアルタイムではこのバンド、作品を聴いてなかったんですよねー。そんなにラジオでかからなかった気がします。
イーグルスはガンガン聴いていたのに、このバンドをリアルタイムでは知らなかったというのは情けないのですが・・・
次回はセカンド・アルバムの曲と、それぞれの出身バンドの紹介をしたいと思います。
エリック・カズ特集はまだまだ続きます。連続は飽きてしまうので、間に別のアーティストを入れますね。
ただ、ハードロック/プログレ方面のスーパーバンドと比べるとメンバー個々のキャラが弱い(失礼)ので、どうも地味に写っちゃいますが (^^;
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドをダメにした当事者呼ばわりされ、ソチラのファン層の評判はよろしくないダグ・ユールも、ここでは相性がよかったのかキチンと務め上げていますね。
アメリカン・フライヤーは2nd以降は全くの未聴なので、記事が楽しみです。
アメリカンフライヤーはジャケ買いしました。勿論メンバー見てさらにこれは絶対に買わないと行けない。と思いましたが。
自分的にフラーよりもカズの声の方が好きなのですが、やはりこれはイイアルバムですね。
先日、セカンドもオリジナルで手に入れました、まだ聞き込んでいませんので冬休みにじっくり聴きたいです。
でも、バンドとしてはまとまってるし、極めて高品質のポップスだと思います。
2枚目をよく作ったものだと思います。
最近では聴かない言葉かも。
これは素晴らしいアルバムだと思います。
もう一枚アルバムをつくるとは思いませんでした。
でも、素晴らしいのです。
現代の70年代ロックオタクはみんな絶賛してますよ。
なるほど、リンダ・ロンシュタットの人気はすごかったですものね。