Black Sheep of the Family
70年代初頭のオルガンを主力にしたロックって好きなんですよね。
今回もブリティッシュ・ロックです。
ストラップスやギランに参加するミック・アンダーウッド(Ds)、ロキシー・ミュージックやギランに参加するジョン・ガスタフソン(Vo)、ブランドXに参加するピーター・ロビンソン(Key)によるトリオがクォーターマス。
この曲はロビンソンが在籍していたChris Farlowe with The Hillでレコーディングされた曲。作曲者はThe Hillのメンバー、スティーブ・ハモンド。
この曲をリッチー・ブラックモアがかなり気に入ったようで、初のソロアルバムというかレインボーのファースト・アルバムというか微妙な立ち位置の「リッチー・ブラックモアズ・レインボー」のアルバムに収録している。
リッチーはパープルでやろうとしたけど、他のメンバーにカヴァー曲ということで断られたらしい。それで、別のバンドをやろうとしたという流れがあったみたい。
QUATERMASSではスティーブ・ハモンドの曲をほかに2曲とりあげていて、
そのうちの1曲がアニマルズがやった「Gemini」。
Gemini
ちなみにアニマルズはこんな感じ。
Eric Burdon & the Animals - Gemini
かなり印象が違います。アニマルズがポップ・ソング的な感じなのに対し、 QUATERMASSのは洗練されていて、現代的です。
コメントありがとうございます。
この曲に反応してくれたダンナ様に感謝です。
当時のハモンド・オルガンの演奏って、ギターと争う感じの攻撃性があったんですよね。そこが魅力なんだと思います。
パープルにおけるソロの張り合いもその象徴的な感じでしょうか?
ハモンド・オルガン主体のロック、たまに聴くとスカッとします(笑)
ステップンウルフ、ユーライアヒープ、パープルあたりをごちゃ混ぜにした感じか。と笑ってました。二曲目のオルガンソロはジョンロードみたいとか。
私はその辺りよくわからないけど、ハモンドの音は大抵こんな感じでしょうかね?