Gregg Rolie - I Will Get to You (AOR)
AORです。
誰の作品かといえば、グレッグ・ローリーなんです。あの、元ジャーニーの。
というか、サンタナで、「ブラック・マジック・ウーマン」を歌っていた人です。
こんなにAORに徹した作品をやっていたとは気が付きませんでした。
この曲はグレッグ・ローリーのソロ作品の2作目「GRINGO」から。1987年発表です。
この作品、日本では廃盤となっています。まったくネットで販売情報がありません。そもそも、日本でCDが発売されたのかもわかりません。
ファースト・ソロ・アルバムはミスターAORの金澤寿和氏が、CD化し再発させたと記憶していますけど、この作品は日本ではほとんど知られていない感じがします。
ジャーニーでの彼のヴォーカルはやや地味で、スティーブ・ペリー時代に比べるとヒット性に乏しかったんだけど、こうやって、大人っぽい曲に載せれば、なかなか味があります。
この曲はベースがNadhan East、ドラムがVinnie Calaiuta、ギターがDan Huff、そして、キーボードがグレッグ本人という豪華な布陣。
この布陣でこの曲もいい。「 One Of These Days 」
Gregg Rolie One Of These Days subtitulado
そして、いかにもAORという感じのこの曲。なかなか、しっとりしていて、好きです。
gregg rolie - don't wanna be alone tonight (AOR)
グレッグ・ローリーを知らないクラシック・ロック・ファンはいないでしょう。
でも、このソロ作品はあまり知られていないような・・・
確かに知らないです。しかも彼のファーストソロも全く知らなかったです。
AORというか、80年代の典型的な音。ジャーニーの「Raised On Radio」の音に近いですね。
グレッグの声って、もっとブルージーな印象があったのですが、悪くないです。この内容ならもうちょっとヒットしていても良かったですね。
たしかにAORのカテゴリーですね。二つ目のは一瞬セントエルモスファイアかと(笑)
グレッグ・ローリー売れたかったんでしょうね。サンタナの主役はあくまでカルロス・サンタナだし、ジャーニーで一旗揚げようと思ったら主役はニール・ショーンに持っていかれるし。ジャーニーのデビューの時はみんなニール・ショーンがギター弾きまくるの期待してましたからね。
有名なミュージシャンでも、CD化されなかったケースがあるんですね。
音楽の世界は厳しいです。悪くはないのですが、個性が希薄でしたね。
コメントありがとうございます。
確かに、グレッグ・ローリー時代のジャーニーはたいぴろさんからみたら???のバンドです。渋いロックをやってました。
今回、ご紹介した曲などは、時代に合わせたのでしょう。
コメントありがとうございます。
まあ、サイコチキンさんから見たら、これはつまらないかも(笑)。
ロックはエネルギーだ!という感じが好みですよね。
コメントありがとうございます。
それにしても、有名人なのに、全然ソロ作品が知られていないという現状には驚きますね。
悪くはないし、気持ちいい曲ですが、彼の功績を考えると、もっと音楽的に突き抜けてほしかったかも。
でも、彼は現役で、音楽をやってますよ。それはうれしいことです。
日本人民族が持っているノリというのが
違うんでしょうね。
仕方ないかも^ ^;