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ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

メロハー(メロディアスハードの最高峰)Harem Scarem特集2  1994 Live Stranger Than Love

2020-03-21 21:58:29 | メロディアスハード

Harem Scarem 1994 Live Stranger Than Love

ハーレム・スキャーレムの最高傑作は1993年に発表された「ムード・スイングス」というセカンドアルバムというのが定説である。

その中でも、最もポップな曲がこれ。甘いメロディはちょっと癖になる。

アルバム全体はもうちょっとロックっぽい。ヘヴィな感じもけっこうある。

 

例えば、この曲は名曲で知られている。

Harem Scarem *OFFICIAL* No Justice.mov

デフ・レパードの感じに似てるだろうか?

「No Justis」は分厚いコーラスとテクニカルなギター・プレイがハードロック・マニアの心をとらえた。

この頃は髪の毛が長くて、若さいっぱいだ。

 

初期の作品からもう1曲。1997年の4作目のアルバム収録曲だ。

このころは髪の毛を短くしている。

時代はヘアメタル(LAメタルに象徴されるロングヘアのバンド)の時期を過ぎ、彼らも時代に合わせたのだろう。

ポップなメロディラインは実に気持ちいい。厚いコーラスとテクニカルなギター、そして劇的な展開。

まさに日本人好みのハードロックだった。

Harem Scarem - Die Off Hard

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メロハー(メロディアス・ハード)の最高峰!Harem Scarem特集1 - Hard To Love (1991)

2020-03-21 17:14:25 | メロディアスハード

Harem Scarem - Hard To Love (1991)

ついに今月、私の好きなハーレム・スキャーレムの通算15作目の作品「Change the world」が発表だ。

そこで、多くの人にこのバンドの素晴らしさをわかってほしくて、ちょっとした特集を組んでみることにした。

彼らはメロハーの最高峰のバンドと知られている。

そこでだ。

メロハーとは何だろうか?

メロディアス・ハードロックのことである。

では、メロディアス・ハードロックとは?

簡単に言えば、70年代から80年代に一世を風靡したジャーニー、TOTO、サバイバー、ボン・ジョビ、ファイアー・ハウスなどに象徴されるポップな耳障りのよいハードロックのことだ。

70年代、ロック評論家の渋谷陽一氏が、大衆に媚びを売る改革性のないロック音楽という批判を込め、「産業ロック」と揶揄した音楽である。

まあ、多くの人は気にしないで、気持ちいいサウンドに耳をゆだねて聴きまくっていたけど。

ところが、1990年代、アメリカで、オルタナティブ、グランジ・ロックのムーブメントが起こる。

すると、これらの音楽は「時代遅れの古臭い音楽」と烙印を押され、抹殺されるのだ。

皮肉なことに、「産業ロック」が大衆からそっぽを向かれる「非産業ロック」になってしまう。

アメリカでは、2020年の今まで、この現状は変わらない。現在のアメリカでは能天気な明るいメジャーコードは禁じ手になってしまった。そこにはアメリカ社会の変質があると思われるのだが、ここでは言及しない。

メロディアスなロックはアメリカでは完全に過去の音楽として扱われている。

そりゃ、聴く人はいないことはないし、昔のバンドは活動を続けてたりするが、一部の人のためのマイナーな存在となった。日本で言えば演歌みたいな存在になったと言っていいかも。

でも、幸運なことに西洋人みんなが嫌いになったわけではない。アメリカで絶滅しても、海を渡ったヨーロッパで、この手の音楽は生き続けるのである。

特にスゥエーデンとノルウェーでは、新しいバンドが出て来たりするようになった。

そして、聞き手の方はわが日本である。

日本のロック・マニアが彼らを支える。そして、世界中の少数派のマニアがネットの動画サイトの影響だろう、流行の音楽ではなくても、アメリカで流行ってなくても、ヒットチャートには出てこなくても、支えるようになっていく。

レコード会社では、イタリアのフロンティアズ・レコードが、こうした音楽を支える。どうやら社長が70年代、80年代のロックを好きみたいだ。

ということで、表舞台からは姿を消したメロディアス・ハードロックは何とか生き残っているのである。知る人ぞ知るのだが・・・。

最近ではメロディアス・ハードロックをAORと表現するメディアもある。あのボズ・スキャッグス等のソフト&メロウの世界ではなく、大人向け(年寄り向けの)ロックという意味だ。まあ、ジャンルの表現はどうでもいい。何とか生き残ってくれれば。

さて、本題である。

ハーレム・スキャーレムは1991年のメジャー・デビュー。この手の音楽をやるには遅すぎた。カナダのバンドだが、もうアメリカで勝負できるタイプの音楽ではなかった。結局売れたのは、日本とフィリピンが中心だったようだ。

でも、日本での熱狂的支持が彼らの活動を存続させる。

彼らはアメリカや本国のカナダでは売れないまま、何と今回で15作目の作品を出すのである。音楽性を変えたり、バンド名を変えたり、一度解散したりしながら、約30年間続けてきた。

これはすごい!日本のファンの応援と世界中の少数派のマニアが支えたこそのバンド継続だ。

美しいメロディと、歯切れのよいギター、気持ちのいいコーラスと展開。好きな人は好きなのである。

もし、ジャーニー、サバイバー、ボン・ジョビが好きなら、聴いてほしい。

Harem Scarem - Honestly

バラードも絶品。

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AC/DCが好きなら聴け!彼らは本物だ!痛快バンド、エアボーン!! Airbourne - Boneshaker

2020-03-21 16:42:38 | オーストラリア・ロック

Airbourne - Boneshaker

AC/DCは別に解散の発表はしていないが、もはや現役バンドとは言えない状況にある。

高齢だし、アンガス兄弟の片方のマルコムは死亡、ブライアンは聴力に障害が発生し、クリフは引退を表明した。

もう、AC/DCに、新しい音楽を期待するのは無理というものだ。

でも、悲しむことはない。

同じ、オーストラリア出身で、AC/DCと同様にオキーフ兄弟という兄弟がバンドの主軸をなす若いバンドがいる。

それが、エアボーンだ。

2007年にメジャーデビューし、もう10年以上活動している。

ちょっと聴くと、AC/DCを真似するバンド?という気がしてしまうが、じっくり聴くと、意外に本物の匂いがしてくる。

シンプルなタテノリハードロックで、簡単そうなイメージはあるが、ここまで、ノリのよさを作れるのは相当センスがあると感じる。

何回も聴くと、虜になる。

やはり、かっこいいロックとはこういうロックのことだ。

ただのAC/DCのフォローバンドではない。本物のロック魂をもつ地に足のついた素晴らしいやつらだ。

ちょっと応援したくなる。

Airbourne - Runnin' Wild [OFFICIAL VIDEO]

この曲を聴いて、身体が動きださないやつはロック野郎ではない!

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リック・ウエイクマンがイエスに加入する前!Strawbs - A Glimpse Of Heaven

2020-03-14 17:13:34 | ブリティッシュロック

Strawbs - A Glimpse Of Heaven

フォーク・ロックなのだが、リック・ウエイクマンのハモンド・オルガンが入ると、プログレ風になるという妙な曲。

ストローブスは、のどかな感じの音楽をやるバンドで、今一つ夢中になって聴く気がしないのだが、

リック・ウエイクマンがいたというその事実だけで聴いてしまう。

やはり、一人スターがいるだけで、オーラが違う。

ストローブスはウイキによればまだ存続中?みたいだ。

すごいなー。

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カナダのいかつい男たち!BTO - Let It Ride

2020-03-11 21:12:21 | HARD ROCK

BTO - Let It Ride

このバンドの正式名称はバックマン・ターナー・オーバードライブである。

中学生の時、こういう長い名前のバンドって単純にかっこいいと思ったものである。

たとえば、プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ(PFM)、クイック・シルバー・メッセンジャー・サービスとかね。

まあ、BTOに関しては単純・明快ってところも好きだった。

難解なプログレとか、渋いブルースとか聞いたあとに、このバンドを聴くと、「うーん、スッキリする!」みたいな感じ。

でも、あまり日本では評価されてなかったような気がしますねー。

単なるヒット・チャート・バンドって捉え方をされてたかな。

けっこういい曲があるので、知らない人は聴いてみてください。

コメント (2)
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