蝶が、「キバナコスモス」の蜜を吸っています、美しさを競っています。
「フウセントウワタ」(風船唐綿)と「トウワタ」(唐綿)の花です。
「フウセントウワタ」
魚の<ハリセンボン>の様な形の棘々の実、乳白色で五裂した花冠、五裂した深泥色の萼
中心の淡い紫色の副花冠の花が、下向きに咲きます、実と花を同時に視ることができます。
ガガイモ科、フウセントウワタ属、耐寒性落葉亜低木、南アフリカ原産
学名 Gomphocarpus fruticosus=Asclepias fruticosa
英名 Milkweed、Wildcotton、別名「フウセンダマノキ」(風船玉の木)
次は、「トウワタ」(唐綿)、「アスクレピアス」です、”風船” は、着いて無いが、花の姿は、さすがに似ています。
赤い花冠に橙色の副花冠のコントラストが見事です。
花の形は、羽根突きの羽根に似ています。
種子に着く綿毛(冠毛)が、名前の由来です、主な品種として、「アスクレピアス・クラサビカ」と
オレンジ色一色の「アスクレピアス・ツベロサ」(Asclepias tuberosa)別名「ヤナギトウワタ」が有ります。
ガガイモ(キョウチクトウ)科、トウワタ属、一年(多年草)、南アメリカ原産、学名 Asclepias curassavica
英名 Scarlet milkweed、Mexican butterfly weed、Tropical milkweed
英名の Milk は、茎から白い乳液状の液が、出るからとか
名前も由来になった綿の様な冠毛です。
最後に、「フウセントウワタ」に似た実を着ける「フウセンカズラ」(風船葛)です。
「風船葛」は、ガガイモ科でないのですが、”風船” が似ているので、挙げてみました。
花は、小さい、小さい(径5mm位)5弁花で、目立たないのですが、紙風船の様な袋形の果実が見事です。
淡い緑色から茶色に変化するのを視るのも一興です。
亦、此の袋の中の種子の模様が、独特で、白いハートの形をしています、学名は、此の姿を著わしています。
ムクロジ科、フウセンカズラ属、北アメリカ原産(アフリカ、インドにも広く分布しているようです)
蔓性一年草、学名 Cardioapermum halicanabum、英名 Balloon vine、別名「バルーンバイン」
尚、学名は、ギリシャ語で ”心臓と種子” を意味するとか、種子の模様のことですね
学名の故になった白いハート型の模様が入った種子です。<借用画像>
<各画像は、クリックで拡大表示します>
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今年も「スズメウリ」(雀瓜)を育てます、生育の記録を随時載せていきます。
№16
葉も茂り、蔓も伸びました、間もなく開花かも