「コキア」の紅葉です、緑一色だった葉を次々と浸食していきます。
「マネッチア」が、咲き続けます、花期が、長い花です。
冬でも、室内で管理すると、濃い緑色の葉とオレンジ色の花を愉しむことができます。
冬の寒さをも、和らげる様な色合いです。
オレンジ色の筒状花の先端が、黄色のツートンカラー、赤い蝋燭が、灯っているように見えます。
肉厚の花の表面には、粗い毛が、生えていて、この花の姿から別名「アラゲカエンソウ」(粗毛火焔草)の名前が付いています。
花の先端は、4裂していて、香りが有ります。
アカネ科、マネッチア属、蔓性多年草、学名 Manettia luteorubra、英名 Firecracker vine
Brazilian Firecracker 、他に、Cigerflower、Candy corn vine 等の可愛い名前も付いていました。
「マルバルコウソウ」(丸葉縷紅草)もオレンジ色の花を咲かせています、冬に向かい、最後の輝きです。
白、赤、桃色の「ルコウソウ」(縷紅草)の花とは違って、花色がオレンジ色一色なのが、特徴です。
「ルコウソウ」には、「マルバルコウソウ」以外に「ハゴロモルコウソウ」が有りますが
「ハゴロモルコウソウ」は「ルコウソウ」と「マルバルコウソウ」の交配種で
葉を視れば、一目瞭然です、細い葉と丸い葉を掛け合わせると、其の中間の形になることが解ります。
「ルコウソウ」が、園芸用として栽育される反面、「マルバルコウソウ」は、野生化して
此の時季には、至る所で繁茂している山野草です。
「アサガオ」に似た花で、オレンジ色の五角形、中心が黄色、一日花です。
”縷紅” とは、”糸のような細い葉で、紅色の花” を着ける意味からとのこと
”丸葉” は、葉が、丸い形で大きいから、この名前が、付いた由
ヒルガオ科、ルコウソウ属、蔓性一年草、中央アマリカ原産、学名 Ipomoea coccinea
英名 Red Star、Red Morning Gloy、尚、「ルコウソウ」の英名は、Ipomoea quamoctit、英名 Cypress Vine
「ハゴロモルコウソウ」(羽衣縷紅草)は、Ipomoea × sloteri 、 英名 Cardinal Climber
尚、「ルコウソウ」の漢字名を「留紅草」で著わす書簡も有ります。
<各画像は、クリックで拡大表示します>
下図は、交配の妙を著わした画像です、”面” × ”線” ÷ 2=”短冊”
左図は、「マルバルコウソウ」の丸いハート型の葉です。
切目も入ってなく、シート状です。
左図は、「ルコウソウ」の葉です、線形の細い葉です。
左図は、「ハゴロモルコウソウ」の葉で、上図の二種を交配した結果が解ります。