花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

此の時季のマメ科の花(2)

2020-05-25 | 植物 花

今回のマメ科の花は「ロータス・ベルセロティー」、「ミヤコグサ」、「クサフジュ」の3種です。

<「ロータス・ベルセロティー」>

暗赤色のユニークな形の花です、「オウムノクチバシ」(鸚鵡の嘴)の異名が付いています。

線状の灰緑色の葉に、赤い花が浮き立ちます。

秋口まで、長い花期を愉しみます、花が、黄色い種類(ロータス・マクラツム)も有ります。

マメ科、ロツス(ミヤコグサ)属、半耐寒性多年草、カナリア諸島原産、学名 Lotus berthelotii

別名「ロータス・ベルティロッティー」


黄色花の「ロータス・マクラツム」Loutus maculatus




 「ミヤコグサ」(都草)も咲いています、”春の道端の黄色い花” です。

<「ミヤコグサ」>

名前の由来に興味が湧きますが、其の(1)京の都、奈良の都の近くに

多く生えていたから、其の(2)漢名のの「脈根草」(ミャッコングサ)が

訛って「ミヤコグサ」になったからとか等、諸説が有るようです。

マメ科特有の蝶型の黄色い花が、咲き広がります。

葉は、五枚、奇数羽状複葉です。

マメ科、ミヤコグサ属、日本、中国、朝鮮半島に分布

英名 Lotus corniculatus var.japonicus

別名「エボシグサ」(烏帽子草)、花の形が、烏帽子に似ているからと

 

次のマメ科の花は、「クサフジ」(草藤)の花です。

<「クサフジ」>

花や葉が、「藤」の花や葉に似てる故の命名とか、「藤」が、樹木で、此は、<草>なので此の名前がついた由

亦、「藤」の花序が下垂するのに対して、「クサフジ」は、花穂が、上に向かって伸びる違いが有ります。

総状花序に、白色、淡い紫色や青紫色の蝶形の花が密生します。

仲間の「カラスノエンドウ」の花や葉に似ていて、偶数羽状複葉、小葉が、10枚以上着きます。

マメ科、ソラマメ属、蔓性多年草、日本、北半球の温帯地域に分布するとか

学名 Vicia cracca、英名 Tufted Vetch



<各画像は、タップで拡大表示します>


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