今回のマメ科の花は「ロータス・ベルセロティー」、「ミヤコグサ」、「クサフジュ」の3種です。
<「ロータス・ベルセロティー」>
暗赤色のユニークな形の花です、「オウムノクチバシ」(鸚鵡の嘴)の異名が付いています。
線状の灰緑色の葉に、赤い花が浮き立ちます。
秋口まで、長い花期を愉しみます、花が、黄色い種類(ロータス・マクラツム)も有ります。
マメ科、ロツス(ミヤコグサ)属、半耐寒性多年草、カナリア諸島原産、学名 Lotus berthelotii
別名「ロータス・ベルティロッティー」
黄色花の「ロータス・マクラツム」Loutus maculatus
「ミヤコグサ」(都草)も咲いています、”春の道端の黄色い花” です。
<「ミヤコグサ」>
名前の由来に興味が湧きますが、其の(1)京の都、奈良の都の近くに
多く生えていたから、其の(2)漢名のの「脈根草」(ミャッコングサ)が
訛って「ミヤコグサ」になったからとか等、諸説が有るようです。
マメ科特有の蝶型の黄色い花が、咲き広がります。
葉は、五枚、奇数羽状複葉です。
マメ科、ミヤコグサ属、日本、中国、朝鮮半島に分布
英名 Lotus corniculatus var.japonicus
別名「エボシグサ」(烏帽子草)、花の形が、烏帽子に似ているからと
次のマメ科の花は、「クサフジ」(草藤)の花です。
<「クサフジ」>
花や葉が、「藤」の花や葉に似てる故の命名とか、「藤」が、樹木で、此は、<草>なので此の名前がついた由
亦、「藤」の花序が下垂するのに対して、「クサフジ」は、花穂が、上に向かって伸びる違いが有ります。
総状花序に、白色、淡い紫色や青紫色の蝶形の花が密生します。
仲間の「カラスノエンドウ」の花や葉に似ていて、偶数羽状複葉、小葉が、10枚以上着きます。
マメ科、ソラマメ属、蔓性多年草、日本、北半球の温帯地域に分布するとか
学名 Vicia cracca、英名 Tufted Vetch
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