今回のマメ科の花は、「クリムソンクローバー」と「ロータス・ヒルタス」です。
”此の時季のマメかの花(2)” として、次回に「ロータス・ベルセロティー」
「ミヤコグサ」、「クサフジ」を挙げる予定です。
<「クリムソンクローバー」>
白い花を咲かせる「クローバー」(シロツメグサ / 白詰め草)Trifolium repens の近縁種ですので
穂状の蝶型の花の姿は、似ていますが、花色は、赤い色です。
・ ・ ・ が、白色の花も有る様で混乱しますが、草丈が、「クローバー」より高い違いが有ります。
「クローバー」と同様、明治時代に牧草として、ヨーロッパから入ってきたとのことです。
”詰め草” ですから、乾燥してパッキング材としても利用した由
茎先に、マメ科特有の蝶型の赤い花が、円錐穂状に集まって咲くので
姿が、”赤いトーチ”、”赤いキャンドル” になります。
別名に「ストロベリートーチ」、「ストロベリーキャンドル」の名前が付く理由です。
「シロツメクサ」の仲間ですから、葉も3枚の小葉で3出複葉、互生します。
草丈は、30~50cm、花序の高さは、5~7cm、牧草として入ってきた由
マメ科、シャジクソウ属、一年(多年)草、ヨーロッパ原産、学名 Trifolium incarnatum
英名 Crimson clover、Strawberry candle
別名は、他に「ベニバナツメクサ」紅花詰草、「オランダレンゲ」、「ストロベリーキャンドル」等
春先に、毛深いクリームエイローの葉を輝かせていた「ロータス・ヒルタス」ですが
今は、葉は、緑色に変化して、マメ科特有の蝶型の花を咲かせています。
花が咲く迄は、観葉植物としても愛でられています、早春に映える明るい色です。
マメ科、ミヤコグサ属、多年草、地中海沿岸原産、学名 Lotus (Dorycnium) hirsutus 'Bristone' 、別名「ブリストン」
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