花壇シリーズ№4
此の時季のマメ科の花(4)は、「センダイハギ」、「ムラサキセンダイハギ」、「クサフジ」です。
<「センダイハギ(先代萩)」、「ムラサキセンダイハギ」(紫先代萩)>
黄色い蝶型の花を咲かせる「センダイハギ」の名前は、仙台藩のお家騒動、伊達騒動を題材にした歌舞伎<伽羅先代萩>
に由来するとか、総状花序にマメ科特有の蝶型の花を咲かせます。
葉は、3出複葉、裏に白い毛が、生えた小葉は、楕円形で互生します。
マメ科、センダイハギ属、耐寒性多年草、日本、朝鮮半島、中国、シベリア等、広範囲に自生
学名 Thermopsis lanceolata、英名 Siberian lupin
別名「ゴールデンピー」、「キバナセンダイハギ」、「仙台萩」等
紫や青い色の花を咲かせる「ムラサキセンダイハギ」(紫先代萩)北アメリカ原産
学名 Baptisia australis(T.lanceolat

次のマメ科の花は、「クサフジ」の花です。
<「クサフジ(草藤)」>
葉も花も「藤」に似てるので此の名前が、付いた由、淡い紫色や青紫色の蝶型の花を総状花序で咲かせます。
茎の上部から花柄を伸ばし、上に向かった1cm位の花が、集合した花穂を作ります。
角を持つ茎には、細かい毛が、生えています、葉は、羽状複葉で小葉が、20枚くらい着き、先端から
巻き髭を伸ばします、草丈は、1m位になります。
マメ科、ソラマメ属、蔓性多年草、日本、北半球の温帯に分布しています。
学名 Vicia cracca 、英名 Tufted Vetch
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