「カリン」(花梨)が、枝もたわわに実っています、カリン酒を造ります。
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今日の本題 の “秋、紫紺色” は、「シコンノボタン」と「ソラナム・ランドネッティー」の花の色です。
<「シコンノボタン」(「紫紺野牡丹)」>
紫紺の大輪の花を、ビロードの様な白い産毛が生えた葉が、引き立てます。
一日花ですが、蕾の中には、さらに小さい蕾(幼蕾)が、5~10個入っていて、次々と花を咲かせます。
10本の雄蕊が、飛び出ていますが、其の内の5本が長く、5本が短い雄蕊です。
花粉袋が、曲がっているので、蜘蛛の足の様にみえます、別名「スパイダーフラワー」の由来とか
花期が、春と秋冬の二度有るのも特徴の一つです。
似た花に、東南アジア、日本原産の「ノボタン」(野牡丹)が有りますが、見分け方としては
「ノボタン」の短い雄蕊が、黄色で、長い雄蕊が紫色、「シコンノボタン」の長い雄蕊も短い雄蕊も紫色の違いが、有ります。
両者似てはいますが、ティボウキナ属、メラストマ属と、まったく違う属に入っています。
ノボタン科、ティボウキナ(シコンノボタン)属、常緑低木、ブラジル原産、学名 Tibouchina urvilleana
英名 spider flower、glory bush、purple glory tree、別名 「スパイダーフラワー」
下図は、メラストマ属の「ノボタン」(Melastoma candium )です、「シコンノボタン」の雄蕊との色の違いが解ります。
「ソラナム・ランドネッティ」(リシアンサス・ランドネッティ)も 暗青紫色で中心が黄色の花を咲かせています。
四季咲きの花ですが、今頃の花の色が、一番冴えている様に思います。
「ソラナム」とは、ナス科、ソラナム属の総称とのことで、「シホウカ」、「ツルハナナス」、「ルリヤナギ」
「フユサンゴ」、「ヤマホロシ」、「ナス」、「ツノナス」等々がソラナム属に入ります。
ナス科、ソラナム属、常緑低木、南アメリカ原産、学名 Solanum rantonnetii=Lycianthes rantonetii
英名 blue potato bush、paraguay nightshade、別名「ソラナム」
科は、違いますが、似た花に「ルイラソウ」(Ruillia spp.)が有ります、花弁の色や皺々感が似ています。
多くの品種が有りますが、此の時期に咲き始める品種が有ります。
キツネノマゴ科、ルイラソウ(ルエリア)属、一年(多年草)、南アメリカ原産
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。
秋の気配が、一層、濃くなってきました。
尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
<下図をクリックして御覧下さい>