”秋色の花” を5種挙げてみました、オレンジ色が、鮮やかな「チトニア」、白、黄、赤のグラデーションが
美しい「ミナ・ロバータ」、”火炎” の様な「レオノチス」です。
<「チトニア」>
”赤い「ヒマワリ」” とも称される「ヒマワリ」に似た花です、長い花茎の先端に朱色の舌状花を一輪咲かせます。
葉は、卵形で波打っています、草丈は、1~2m位、互生します。
一般に「チトニア」は、「チトニア・ロッンディフォリア」を指すとのこと
他に、10種位品種が有って、花径が、大きい「チトニア・ディベルシフォィア」Tithonia diversifolia が、人気です。
別名「ガリバーヒマワリ」、「コウテイヒマワリ」、「ニトベギク」が付いた
大きな花径(10~15cm位)の品種です。
古代アステカ帝国の国花だったとのことです。
キク科、チトニア属、一年草、中央アメリカ、メキシコ原産、学名 Tithonia rotundifolia
英名 Mexican sunflower、別名「メキシコ ヒマワリ」
次は、スペインの国旗に喩えられる「ミナ・ロバータ」の花です。
「アサガオ」や「サツマイモ」と同じヒルガオ科ですが、三裂する葉が似ていても、花は、全く違う印象です。
細長い花筒状の花が、繋がって咲き、「アサガオ」等の喇叭状の花とは大きく違っています。
花の色も咲き始めの白色から黄色、オレンジ色、赤色と変化するので
一目で、三色の花を視ることができます。
ヒルガオ科、イポメア属、蔓性一年(多年草)、中央アメリカ、メキシコ原産
学名 Ipomoea lobata =Mina lobata(旧学名)、英名 Vigorous climber、Spanish flag
別名「キンギョアサガオ」(金魚朝顔)、「ミナ・ロバータ」は、旧学名からとのこと
次は、「レオノチス」です。
茎の回りを取り巻くように2段から3段、花序ができます、長い毛が密生した筒状のオレンジ色の花が咲き
花冠は、二唇形で、上唇が、一枚、下唇は、三裂します。
花後に円筒状の萼が、花が咲いた様に、段々の状態で残りますので、面白い形です。
萼の先端が、10裂して、裂開した片が、尖りますので、”河童の頭の皿” になります。
花の色は、オレンジ色が主で、白色やアプリコット色も有ります。
シソ科、レオノチス属、半耐寒性半常緑低木(下部が木化)、南アフリカ原産、学名 Leonotis leonurus
英名 Lion's ear、Wild dagga 、別名「カエンキセワタ」(火焰被綿)、「ライオンズイヤー」
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今年も「スズメウリ」(雀瓜)を育てます、生育の記録を随時載せていきます。