花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

春に咲くー№ 3

2024-04-09 | 植物 花

今日の樹木花は、「ジューンベリー」の白い花です、春を告げる ”旗振り役” です。

<「ジューンベリー」>

「ジューンベリー」の 純白の花が、満開です、夏には、実が赤、赤紫色に熟した実を着けます。

別名を「アメリカザイフイボク」(アメリカ采振木)、将に、<采配(白紙を細く切って房にして柄に着けた道具、指揮棒)>

を振るうのです、日本にも自生する「采振木」  Amelanchier asiatica  

名前の通り、細長い五弁の白い花を咲かせ、バラ科なので、葉は、「薔薇」の葉にソックリです。

バラ科、サイフリボク属、耐寒性落葉高木、北アメリカ原産、学名    Amelanchier canadensis、英名 Juneberry


他の画像は、GIF にしました、食傷気味ですが ・ ・ ・

名前の由来になった実です、6月頃に収穫するので、「ジューンベリー」Juneberry  とのこと

生食やジャムに加工されます、甘酸っぱい味です、初夏の頃に実が赤、赤紫色に熟します。


春に咲くー№.2

2024-04-06 | 植物 花

今日も樹木花です、「ゲンペイモモ  /  源平桃」の花にしました。

<「ゲンペイモモ」>

桜「染井吉野」の後には、「源平桃」と「菊桃」の花が、控えます。

「モモ」(桃)、「ハナモモ」(花桃)の花の季節も終わりましたので、今が盛りの「ゲンペイモモ」(源平桃)を挙げてみました。

“桃源郷” を思わせる暖かい色合いを愉しみます。

「源平桃」は、「花桃」の一品種とのことで、果実を採取するより花を愛でます。

「桃」の花より大きな花ですが、反面、実が小さく、食用には、不向きです。

花の色は、白、紅、紅白の絞り模様が混在します、毎年、パターンが違うのも、此花の特徴です。

紅白の色の配布が、赤色を源氏に、白色を平家に見立て、「源平桃」とした由、源平入り乱れての合戦のの様子です。

バラ科、サクラ属、落葉小高木、学名   Prunus percica英名   Hana peach

別名「ジツゲツトウ」(日月桃)、「サキワケモモ」(咲き分け桃)

中国原産の「ハナモモ」(花桃)Amygdalus persica の園芸種で、一本の木に白とピンクの花、花弁に白色とピンク色の斑入り等

多彩な色合いを愉しめます、遺伝子のなせる業とか、”源平” の名前は、源氏、平家の旗の色からです。

 
 

<他の画像は、上図をクリックして拡大して御覧下さい>

枝垂れの品種も

因みに下図は、既に花期が終わった仲間の「ハナモモ」(花桃)です。


春に咲くー№ 1

2024-04-03 | 植物 花

今日も樹木花です、「花桃」の一種「キクモモ」を挙げてみました、今年も、「染井吉野」より少し早い時期に咲きました。

<「キクモモ  /  菊桃」>

「ハナモモ」(花桃)の一種で、花の色は、似ていますが、花の姿は、大分違います。

花弁が「菊」の花弁に似ているので此の名前が付いたとのことです。

秋の「菊」と 春の「桃」が、同居している様な名前です。

濃いピンク色で、八重咲き、光沢の有る花弁です、花柄が、短く芳香が有ります。

遠目には、”ピンクの霞” が、棚引くように見えます、葉は、花より遅く展開します。

バラ科、サクラ属、落葉小高木、中国原産、学名 Amygdalus persica cv.Stellata

別名 「ゲンジグルマ」(源氏車)、華やかな牛車の一輪ですか

学名の Stellata は、“星状” の意味とか、多数の輝く花弁は、将に “星” です。




他の画像は、動画にしましたので、宜しければ御覧下さい

7月、8月頃に果実を着けますが、食用には、不向きです

<各画像は、クリックで角田押します>