Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

京料理☆木乃婦(きのぶ)

2008-12-13 01:24:27 | ☆レストラン


 茶色の暖簾のむこうは京都そのもの。
 
 水打ちされたアプローチが続き、そのむこうに予約したお部屋があります。

 ここは京料理 「木乃婦」(きのぶ) 。 

 遠くに住む友人が京都に遊びに来たので、ちょっとはりこんだお昼をしました。




 ゆったりとしたお部屋は貸切。

 一品づつ運んできてくださるお料理、時間がゆっくり流れます。



 鯖寿司がある八寸。なかなかインパクトのある出だしです。


 


 ここは器も素敵。
 中身もですが、外側のイメージ大切ですね。







 器を愛で、温かいお料理をいただくとなんだかぽかぽか。
 掘りごたつ形式なのに半分椅子・・・というスタイルは思いのほかくつろげます。





 このあとのご飯は写真がうまく撮れなかったので省略。
 
 そして私たちを驚かせたデザートがこれです。



 なんと、6種類のデザートの箱膳がやってきました。
 「この中から選ぶのですか?」と聞くと
 「いいえ、これが一人分でございます。」と仲居さん。

 やるな、きのぶさん!
 さすが、女心をわかってらっしゃる。
 
 きっちり別腹に納めて、大満足いたしました。


 


 お昼にここに来る前に私たちは嵯峨野に紅葉を訪ねました。
 ピークは少し過ぎていましたが、舞い散る落ち葉の中、
 名残の秋の京都を散策。
 ↑写真は「宝筺院」(ほうきょういん)。

 


 ↑ こちらは「ニ尊院」(にそんいん)。
 落ち葉にカメラをむける人がたくさんいました。
 私たち日本人が自然に感じる「もののあはれ」の美しさなのかも。

 京都の近くに住みながら、近頃ゆっくり朝から歩くことがなかった私。
 久しぶりにたっぷり京都を満喫できました。
 遠方からの友人に感謝!です。

 また 来てね。

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