中之島から梅田まで。
昨日何の迷いもなく歩いた道は、昔 よく歩いた曽根崎の「お初天神」を
抜けて行く道でした。
「ここを抜けたらええねんよね」
と、小さな路地に足を踏み入れた我々は、「忘れていた時間」に
遭遇しました。
そこに現れたのが↑の 「瓢亭」(ひょうてい) です。
大阪が誇る 美味しいお蕎麦屋さん。
私も大好き。
昔から柚子の香りを閉じ込めた「夕霧そば」の大ファンでした。
午後3時、ついさっきケーキセットを食べたばかりだというのに
ダンナと私は即 決断。
「夕霧そば 食べたい!」
(いやいや正直に言うと 私の切なる願いに彼がつきあってくれた、ということかな。)
「入ろ 入ろ!」
「営業時間かな」
「暖簾出てるし、大丈夫やて」
「さっき食べたとこやけど」
「晩御飯 控えたら大丈夫やて」
ほら、なかば強引なのは「私」・・・・
お店の風情ある看板にも書かれている「夕霧そば」↑
「お初天神」を通ったら ここを素通りするなんてできません。
というか、もったいないです。
ひゅっと時間だけが戻ったような気持ちになったのは、
何年かぶりに(ダンナはなんと30年ぶりだとか)お店に入って
置かれているテーブルの場所も、赤い壁も
「何も変わっていないこと」に嬉しくなってしまったからかも
しれません。
そして「変わらない味」にまたホッとした二人です。
「瓢亭」は久しぶりのたまたまなことだったのですが、
実は 中之島の 「大阪市東洋陶器美術館」 で開催されている
国立マイセン磁器美術館所蔵の特別展
「マイセン磁器の300年」が 土曜の午後の目的地だったのです。
↑ 美術館のサロンでは「マイセン展」にちなんで マイセンのカップで
コーヒーがいただけます。
↑ 中之島の 中央公会堂 は目の前。
今日の写真はi Phone で撮りました。
このところデジカメの出番が少なくなっています。
↑ バラ園も続きます。
奥の銅像は 「関市長」 。
↑ 公会堂の反対側には 「大阪府立中之島図書館」 。
残して置きたい建物ですよね。
↑ 「水晶橋」からの眺め。
中之島のこの辺りを歩くのも久しぶり。
ほんま、「水の都」大阪、ええもんです。