Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

Lei può entrare ☆夏のDuomo

2012-07-13 01:53:00 | ☆イタリア 記憶の風景



 イタリア各地が35度から40度の気温で、死者も出たとニュースが報じられた
 暑い7月の初め、(1週間ほど前)私たちはミラノにいました。

 ミラノといえばドゥオーモ。

 訪れる人は列に並び、入口で検査を受けなければなりません。
 そこで行われるのは簡単な持ち物検査と服装チェックです。

 ところがこの暑さ。
 大勢のツーリストがタンクトップスタイルで街歩きをしているのですが、
 ドゥオーモ(ほかの教会もそうでしょうが)にはそのままでは入れません。
 なにか「はおるもの」が必要になります。

 急遽、スカーフを肩にかける人。
 迷彩服を着た警官?が一人ひとりをチェックして言います。

 「Lei può entrare」(あなたは入れます)

 「Lei non può entrare」(あなたは入れません)

 スカーフも持っていない袖なしスタイルの人は、入口付近で困った様子。

私たちはちゃんと袖つきだったので、難なく入れましたが、
 並んでいるときも、入場するときにも 絶え間なく繰り返された
 「Lei può entrare」「Lei non può entrare」の言葉が今も耳に残っていて
 時々 独り言でぶつぶつつぶやいてしまったりするのです。

 わっ、暑さのせいでしょうか!
 それとも まだ時差ボケをひきずってる?

 いまだに夢の中ではイタリアのシーンが続いている今日この頃です。

 
 
 

 
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