Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
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☆天正遣欧使節がたどったイタリア

2017-05-06 03:52:00 | ☆イタリア 記憶の風景

  
  神戸市立博物館で、4月22日から始まっている

  「遥かなるルネサンス  天正遣欧少年使節がたどったイタリア」に

  行ってきました。flag7


 ↑ 美術展のポスターにもなっているこの愛らしい女の子は

  メディチのプリンセス、 Bia de Medici、

  ビアンカちゃんです。(ウフィッツィ美術館 所蔵)

  メディチ家の人々の肖像画をたくさん描いているブロンズィーノ作。

  胸にかけているペンダントにはお父さんの横顔が描かれています。

  
  今回の展示の重要作品ですが、

  もう一つの作品が↓

  

  



  2014年ミラノで見つかった 天正少年遣欧使節の一人、

  伊東マンショの肖像画です。

  こちらはドメニコ・ティントレットの作品で、

  昨年、東京国立博物館で世界初の公開となったものです。

 伊東マンショについては
こちら

  詳しい記事があります。

 神戸市立博物館での「遥かなる~」については、わかりやすいので

 以下にパンフレットの中の文をそのままお伝えします。

  symbol2「16世紀、キリスト教の世界普及にともない、宣教師が
  日本にもやってきます。イエズス会士ヴァリニャーノは、日本における布教を
  さらに深めるために、日本人信徒をヨーロッパに派遣します。
  後世に名高い「天正遣欧少年使節」です。
  使節に選ばれた伊東マンショら4人の少年たちは、1582年に長崎からイタリアに
  向けて旅立ち、ローマで教皇グレゴリウス13世に謁見、訪問する各地で
  手厚いもてなしを受けました。
  本展では、天正遣欧少年使節が訪れたイタリア各地の都市の芸術を紹介し、
  彼らの足跡をたどります。
  ブロンズィーノやティントレットの絵画作品をはじめ、タピストリー、陶器、
  ガラスなどの工芸品や書簡資料が当時のヨーロッパを追体験させて
  くれるでしょう。」

  と、あります。

  
  数年前、ロザンナ先生と旅したローマ、そしてビチェンツァで、

  彼ら「天正遣欧少年使節」がかかわった教会や劇場を知りました。

  そのときのブログの記事がこちらこちらにあります。

  

  

  




  
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2 コメント

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Unknown (つやつや)
2017-05-06 10:11:05
旅に行って、出会ったけれど、見れなかった天正少年使節団の肖像画が、今回日本で見られて良かったですね。運命の糸で結ばれてた??forchettaさん、何年か越しでやっと出会えたなんてちょっと感動的ですね、私も行きたくなりました! それでも彼は苦労したのに報われなかったんですね。為政者はいつの時代も時に酷いことをやりますね。
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Unknown (forchetta)
2017-05-07 23:36:51
♪ つやつやさん

私がテアトロオリンピコで見逃した絵は今回展示されている肖像画とはちがって、
ほとんどモノクロの壁絵で、4人の日本人とされる青年が舞台を鑑賞しているように見えるという地味~なものです。

その絵はテアトロオリンピコのミュージアムショップの壁にあったのですが、お土産はあれこれ見たのに、全然気づかなかったんですよ。

/(^o^)\ナンテコッタイ・・・でしょ?




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