Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆秋の富山へ なんとなくイタリア?

2024-11-16 02:59:38 | ☆イタリア 記憶の風景

JR富山駅の前にある広場で見つけた薬売りの像↑

女の子は紙風船を持っているように見えます。

昭和の時代、我が家にも富山から薬売りのおじさんが定期的に来ていました。

置き薬を新しいものに取り替えて、使った分だけお支払いするシステム、

何も使わなかった時も「お元気でよかった」とニコニコしていたおじさん。

子供のいる家は「紙風船」をもらえました。

そんな記憶が蘇った富山が今年の秋の旅行先。

 

駅前からトラムに乗りました。

 

 

カラフルな車両やクラシックなものも。。。

なんだか ミラノにいるような感じです。

 

 

こんなトラムを見ながらランチをいただいたのは

 

「富山市ガラス美術館」(隈研吾氏設計)のカフェです。

窓際は特等席

 

 

富山市立図書館本館も中にあります。

こんな贅沢な空間で本を読めるなんて、富山の人はいいなあ。

 

滞在中の天気予報はずっと雨でした。

でも現地ではスーッと晴れて来たりするので、その晴れの隙間に行きたかったところへ。

徒歩、路面電車、タクシー、バス、で移動です。

私が富山で行きたかったところ、No.1が上の「富岩運河環水公園」

(ふがんうんがかんすいこうえん)

覚えにくい名前ですが、多分富山と海のある岩瀬をつないでいるからなのでしょう。

1日目はトラムで終点の岩瀬浜まで乗って町歩きをしました。

上の写真は二日目です。

 

↑ Wikipediaでお借りした画像はイタリア、コマッキオにある

運河にかかる橋 Trepponti です。

この橋をネットやテレビで見て以来憧れていました。

私の中で、富山の橋と重なるところがあり、

富山に行くなら是非とも行きたいと思っていました。

 

 

 

↑ 富山 富岩運河環水公園の岸辺には

世界一美しいスターバックス と言われるものがあります。

この対岸から運河を愛でる船に乗りました。

 

両岸は桜並木があったり、バードウォッチングができたり、ずっと先まで緑の道が続いています。

あれ?これはトリノで見た風景と何と無く似ている!

 

運河を走る船はやがて中島閘門(こうもん)へ。

ここで水の高さを利用したエレベーター体験をします。

船の案内人から「これはレオナルド・ダ・ヴィンチが考案したものなんですよ。」と

説明がありました。

思い出すのは

レオナルドが考案したいくつもの堰を通る運河を行く船で

イタリアのPadovaからVeneziaまで

ランチも含めた10時間の船旅。

ゆっくりゆっくり運河からやがて海に出る、

忘れられない体験でした。

 

 

 

新幹線に乗る前に駅の構内でお寿司のお弁当を買いました。

駅前から頻繁に出るトラムの駅を見下ろせるイートインスペースを見つけたので

いろんなトラムを見ながら最後の食事です。

何となくイタリアと似ていると思った富山の旅、

美味しいものもたくさんあって

そこもなんか似ているような気がするのですが。。。

 

 


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