Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

’97 初めてのイタリアその 10

2007-01-12 23:37:09 | ☆イタリア 記憶の風景


 ローマ、完全なるフリータイムの日。

 添乗員さんに、お医者様の住所のメモをもらって、タクシーで伺うことに。
 もちろん予約制です。

 先生のお宅?診療所?はヴァチカン近く、
 あるParazzoの中にありました。
 入り口で金メダルのようなブザーを押すと、中から応答があります。
 (オートロック式だと思いますがイタリアのブザーを鳴らしたのは初めて)
 日本人の先生なので、日本語で応答があって(当たり前だけどドキドキ)
 ガチャッとロックがはずれ、中に入りました。

 階段を上がるとドアがあり、
 カンフー映画に出てくる仙人のような先生が迎えてくれました。
 診察の結果は「風邪による中耳炎」でした。
 「よく効く塗り薬」をつけてもらい、処方箋をもらって、料金を払い、
 (高かったけれど、後に保険会社から返ってきました)
 今度はFarmacia(薬局)へお薬をもらいに行きます。

 やれやれ、これも経験、話の種になったね、と 気分が落ち着いたところで
 買い物にでかけました。



 方向感覚がわからないまま、地図を頼りに、
 カタカナイタリア語で道を聞きながら
 お昼は結局マクドナルドに入り、(なんでイタリアでマクドだったのか・・・)
 三越にも行って買い物をし、ついにコンドッティー通りでも買い物をし、
 ホテルへ帰る方向へむかっていた、そのとき!

 ついに、
 遭遇してしまいました。
 典型的なスリ集団に!!!

 とんでもないこととは この出来事なんです。

 このあとは 明日へ続く。hanatare
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