Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

テルマエ・ロマエⅣ☆ガチャガチャも!

2012-01-15 01:27:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 出ました! テルマエ・ロマエⅣです。↑
 そして、この作品が映画化される、というのは本当でした。
 今までのⅠ Ⅱ Ⅲでは、ローマと日本をワープして、行ったり来たりと
 忙しい主人公「ルシウス」でしたが、今回のⅣでは日本での滞在が長いようで、
 次のⅤへ続くのは確実って感じです。
 お風呂好き、ローマ好き、漫画好きのかたはぜひご覧くださいね。

 さて、写真の前方にいる小さな彫像のストラップ、
 実はある新年会の二次会で行ったカラオケ屋さんにあった
 「ガチャガチャ」(正式名称ってあるんですかね?)で
 200円を投じてゲットしたものです。
( ガチャガチャをしたのはこれが初めて。息子が小さいときしていたやり方を
 思い出しながらトライしてみました。)



 


 ほら、後ろのカプセルに入っていたんですよ。
 せっかくですから、妖艶な後姿もごらんくださいませ。



 ドライヤーで髪を乾かしている「ヴィーナス」は 第Ⅱ巻の表紙を飾っていました。

 本当はガチャガチャで 第Ⅲ巻の表紙になっている「ラオコーン」を
 ねらっていたのですが、残念!

 昨年秋に訪れた4度目のヴァティカン博物館で、
 やっと念願の「ラオコーン」にたどり着き、本物を見たのですが、そのときも
 「あれ、やっぱりシャンプーハットかぶってないね。」と一瞬思い違いをした私でした。


 
 



 ↑がシャンプー中の「ラオコーン」





 そして↑がヴァティカンの本物の「ラオコーン」です。
 もっと近くに寄った写真もあるのですが、
 赤いタオルもないので、遠くからの画像にしました。

 ヴァティカン博物館の中は撮影禁止になっていましたが、ラオコーンは
 ベルヴェデーレの中庭、別名 Cortile Ottagono(八角形の中庭)にあるので、
 思いっきり撮影できます。

 よくよく見ると、日本ででも思った通り
 シャンプーしているというより背中をタオルで洗っているような感じ。
 

 どうも私「テルマエ・ロマエ」の影響を受けすぎているようです。
 
 今回 ヴァティカン博物館はネットで朝一番の時間帯入場で予約し、
 「ラオコーン」を一番先にめざしたので、誰もいない中庭で静かなひとときを
 過ごせました。
 しかし、15分ほどの静寂の中庭は、
 波のように押し寄せてくる人の群れであっというまに
 にぎやかな待合所のようになりましたが・・・。

 タイミングっていうのもあるのでしょうが、
 お目当てのものは一番に訪れるのがよろしいのではないでしょうか。


 当ブログでの「テルマエ・ロマエ」の過去記事は

 http://sun.ap.teacup.com/applet/linguaitaliana/20100906/archive

 http://sun.ap.teacup.com/applet/linguaitaliana/20101007/archive

http://sun.ap.teacup.com/applet/linguaitaliana/20110505/archive


 からどうぞ。



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すきやきの三嶋亭☆京都 高島屋

2012-01-09 00:57:00 | ☆レストラン


 ↑の写真、何これ!って思いますよね。
 すいません、これ「すき焼き」の具の入る前のお鍋なんです。

 もう、ずっとずっと昔から憧れ、一度は行きたいと思って、
 なぜかそのチャンスがなかった(メニューの価格にへこたれたのか?)
 すきやきの老舗「三嶋亭」に行ってきました。

 とはいっても、本店ではなく京都の「高島屋」7階、レストラン街「京回廊」に
 入っている「三嶋亭」なのですが・・・・

 詳しくは こちらからどうぞ。

 なぜ、お肉や野菜が映っていないかというと・・・
 実はテーブルに着くまで、お手軽な「すき焼き膳」でいいか・・・と
 思っていたのですが、メニューを見て気が変わったのです。

 そこにはすき焼き「特上」「上」のほかに、少しお安い「すきやきセット」というのが
 あったのです。
 ただし、「お客様が調理」という条件。

 で、最初はじゃあ「すき焼きセット」で、と注文したのですが、
 ここでダンナも私も「お客様調理」に自信がなかったことに気がついたのでした。
 そこで「上」に変更。
 「上」からはお店の人がテーブルで美味しく調理してくれます。
 お値段も本店より抑えてある感じ。

 お肉や野菜が到着、そしてすぐ調理が始まったので、
 写すタイミングを逃がしてしまった、というわけです。
 それにiPhoneの操作にまだ慣れてないのもあってase2

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 えっと~、「すきやき」にまつわる思い出話になりますが・・・

 その昔、飯盒すいさんに行ってメインが「すき焼き」だったとき、
 男性陣がその調理の仕方で なんだかんだと意見が分かれ、
 結局ぐじゃぐじゃの「すきやき」を食べる羽目になったことがありました。

 昔はお父さんの給料日は「すきやき」よ!と、いう家庭も多く、
 それぞれのおうちでレシピがちがっていたのです。

 それから何年もたったある日、大阪リーガロイヤルホテルの「吉兆」で
 思い切って「すきやき」を食べました。
 もちろん、ボリュームは家で食べるよりうんと少ないのですが、
 お店の人がつきっきりで調理して、「はい、どうぞ!」と声をかけてくれたりして、
 少しずついただくのです。
 
 こんな楽ちんして「一番いい状態で食べられる幸せ」を味わってしまったら、
 もう元には戻れません。

 そのかわり、「すきやき」を食べる回数はぐぐっと減りました。

 「薄いけど美味しい牛肉」と甘い「割り下」の「吉兆」。
 対して、「三嶋亭」は「分厚く美味しい牛肉」に直接砂糖をパラパラ降り、
 「甘くない割り下」で味付けをします。

 う~ん、どちらも美味しいけど、分厚く、でもやわらかい「三嶋亭」に
 今回二人ともやられちゃったみたいです。
 高島屋の地下に「三嶋亭」の精肉売り場があって、帰りにちらっと覗いたのですが、
 7階の「三嶋亭」でいたれりつくせりでいただく「すきやき」、お値打ちです。

 これで京都の「高島屋」に行く歓びが増えました。♪

 
 
 


 ↑ 同じ7階のグランドホールで催されている「犬塚勉展」のチラシです。

 惜しくも若くして山の事故で亡くなった 自然をこよなく愛した画家「犬塚勉」。
 彼の作品を見てみたい、というダンナの希望で急に決まった京都行きでした。

 一番圧倒された作品が↑の「ひぐらしの鳴く」という1984年の作品。
 写実的なのですが、それはそれは細やかなタッチのアクリル・キャンパス。
 とても大きいサイズです。

 がらっと作風がちがう彼の初期の色使いも素敵です。
 ぜひご覧あれ。

 そして「三嶋亭」の「すきやき」、ぜひぜひご賞味あれ!


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初詣の掟 ☆ははは

2012-01-05 01:32:00 | ☆素敵なこと


 我が家の初詣はここ数年 京都の伏見稲荷へ。

 大晦日から元日にかけての最初の意気込みはどこへやら、
 近頃は気の向くまま、行きたいときに行くことにしています。

 で、今年は三日に出かけました。
 ↑はその時のシーン、(初めてiPhoneで撮った写真を掲載します。mobile

 本殿に参拝するために、皆さん整然と並んで順番待ちしているところです。

 1歩ずつしか進まない中、思わず笑う会話が聞こえてきました。

 まず会話その1は私の後ろから。
(たぶん若いんだろう)カップルの会話で、途中から聞こえたのは。

 女:・・・そんなん共食いになるやん。
   きつねとお揚げって~
 男:え~?ひょっとして、お揚げさんイコールきつねと思ってたん?
 女:ちがうのん?
 男:当たり前やで。
   きつねはお揚げさんが好物やから「きつね」うどんっていうんや。
   さっきお揚げさん銜えてるキツネの銅像があったやろ!
 私(心の中で)そんな銅像あったかなあ・・・
   巻物や稲穂をくわえてるのは見たことあるけど・・・
   ほらね、↑の写真のキツネは金の稲穂を銜えています。
 女:へえ~、そうなん!
   ほんなら「たぬき」そばのタヌキは何が好物でタヌキなん?

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そして 会話その2は私のななめ前方のファミリーから。

 子:パパ、もうすぐやで、お賽銭ちょうだい!
 父:よしよし。
   あんな、ええか?本殿に着いたら、パンパンって手~鳴らして、
   願い事いっぱいゆうて、お賽銭パ~ッと投げて、
   ガラガラって鈴ならして、もっかい、パンパンして終わりや、分かった?
 母:ちょっと~、それ順番ちがうのんちゃう?
   先に鈴ならして、今からお賽銭入れるで~って神さんに知らせてから
   願い事言うんとちがうのん?
 父:あほな!
   どんだけ、強欲な神さんやねん、そんなん!

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 順番待ちは長かったけれど、あちこちでこんなのが聞こえてくる関西って、
 やっぱ 好きやわあ。
 


 
 
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Felice Anno Nuovo!

2012-01-01 03:21:00 | ☆イタリア 記憶の風景


新しい年がやってきました。

 2011年は日本に大きな災害が起こり、その悲しみは今なお続いています。
 
 例年のように 「あけましておめでとう」という言葉がすっと出ないのですが、
 幸せを心から願う気持ちは いつもの年以上です。

 どうか 幸せな2012年でありますように。

 本年も よろしくお願いします。

 ↑の写真はVeneziaのザッテレ。
 夜が明けて、朝のまぶしい光の中、
 遠くに小さくレデントーレ教会が見えるでしょうか?

 いつ来ても幸せな気持ちになる光の道がずっと続いています。

 
 
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