花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

倉谷の彼岸花 風はあるが暑い 2022/09/11(鹿児島)

2022-09-11 18:09:20 | 
9月11日(日)今朝は今季2回目、彼岸花の咲く倉谷へ出かけました。

開花が進んでいた 以下の画像は9月11日に撮影


鹿児島市宮之浦町(吉田)の倉谷地区です。牟礼岡団地の北側で、すぐ東側の牟礼岡(標高552m)には風力発電機が並んでいます。

前回は雨に降られましたが、今朝は少し風もあり晴天が続きました。

耕作放棄地は拡大の一方


世界的な気象変動とロシアのウクライナ侵攻、中国の買い漁り、急速な円安などで日本の食糧確保に不安が付きまといます。

稲作の減反政策が継続し、地方では過疎高齢化が急速に進む中、早い段階で食糧増産政策に転じないと手遅れになりそうな気がします。

平成5年の大凶作ではタイ米に助けられましたが、食糧危機への対応はまず自給自足が一番。安全保障政策も重要ですが、食料確保が優先でしょう。

小まめに管理しないと水路に枯れ葉などが詰まる


この辺りは耕地整理がされておらず、昔ながらの狭い農地で大型機械が入らず耕作条件が厳しいそうです。

草取りに励むおばあちゃん


イノシシに里芋を食い荒らされたそうです。鍬をゆっくり振り下ろし少しずつ草を取り、菜っ葉を植える予定とか。

息子さんが草刈りをしてくれたと聞きました。おばあちゃんは90代とか、お元気で何よりです。

まだ蕾が大半だった


彼岸花の場合は数が多いところは開花時期が前後します。枯れた花も混じるため、撮影にちょうど良い場面に出会うことは少ないものです。

上流部の田圃 イノシシ被害もある


農家の方がおられましたので、あれこれ世間話をしました。イノシシ被害もあり耕作が大変なので、85歳になったらここは耕作をやめる予定とか。

おそらく80代の方でしたが健康そのものに見えながら、心臓のペースメーカーを入れていると話されました。

高齢でも元気で仕事に励まれている姿を見ると、写真を撮り歩き、遊び暮らすわが身が恥ずかしく思えることでした。

昨年までは耕作されていた


この場所も今年から耕作放棄地になり、掛け干しの竿が残されたままです。

田圃脇に残るニラの花


自家用野菜として土手に植えられていたのでしょう。

コガネタヌキマメ


背景の花色がきれいで特に目立っていました。実が熟すとサヤは固く茶色になり、手で振ると種が触れ合ってチリチリと可愛い音がします。

墓に供えられたパンパスグラス 白い穂


今日は風があり過ごしやすい気もしましたが、歩き回るうちには汗が止まりませんでした。

暑さ寒さも彼岸までと言われますが、台風12号の遠い影響でしょうか。来週9月22日は彼岸の入りです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。