花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

彼岸花と稲田 イノシシ対策 2022/09/23(鹿児島)

2022-09-24 14:45:02 | 
9月23日(金)秋分の日、青空と色づいた稲田がきれいでした。

昔ながらの田圃土手に咲く彼岸花 鹿児島市皆与志町


花尾神社秋の大祭に向かう前に周辺の稲田と彼岸花を撮影しました。

台風14号により一部では稲が倒れて、気の毒な状況も見られました。

紫式部


毎年撮影に立ち寄る道沿いの野菜園にあります。他の花木も手入れされていて、家人がご健在なようで何よりです。

少し朝露 ここは草藪に変わりそう


朝露の感じがうまく出せませんでした。畑が休耕となり数年経ちましたが、梅の木の下に咲く彼岸花の美しさは変わりません。

くくられた稲の束


ごく狭い田んぼでは台風で倒れた稲を引き起こし、束ねてありました。

八重の棚田 右奥は桜島


かなり色づており、農家の方が様子を見回っているようでした。

甲突池の横 水路の蓋が持ち上がっていた 台風通過は19日


流木が詰まり水圧でコンクリートの蓋が持ち上げられたようです。台風通過から4日目、入来峠から甲突池間では小枝などが道路側に1~2m突き出している所もありました。

近所の方の話では、市街地での災害復旧は早いが、この辺りの片付け作業はかなり先だろうと半ばあきらめ気味でした。

林の中から落ちる小さな流れ


雨の日はまるで滝のように水が流れ落ちます。私は子供の頃からこういう場所で遊ぶのが好きでした。

道路沿いですが杉林に隠れているため、車で通っても気づかない場所です。

川向うの稲田


遠くに彼岸花の列が見えていました。橋を渡り一回りしなければならず、この日は時間が足りず行けませんでした。

今日も見かけたイノシシ対策

ソーラー電源


電源としては便利ですが耐用年数が気になります。電気柵は設置にかなり手間取りそうで、日ごろの管理作業も気になります。

狭い耕作地では単位面積当たりの費用が割高です。ネットで見ると電源部、電気柵一式で最低でも3万円以上のようです。

唐芋を食い荒らすアナグマ対策に使う場合、電源部と電線などの耐用年数、充電の方法や頻度、維持管理のしやすさなど調べなくてはなりません。

電源・操作部を板で囲い、地面から離して設置


今日見かけたものの中で、装置の囲いなどが一番しっかりしていました。管理が届きにくい水田では有効な対策でしょう。

バッテリー電源


車に使うものより小型の感じですが、利用可能年数や充電頻度・方法が気になります。電気柵には乾電池を使う方式もあり、想像するほどの高圧電源ではなさそうです。

光と音による威嚇装置か


左側は装置を拡大表示したものです、近づくと光が点滅して小さな音も出ているようでした。庭先の猫除けにも使えそうな気がします。

電気柵は張られておらず、高さ70センチ程度のネットが張られていました。効果の程度を聞いてみたいものです。

イノシシによる農業被害が拡大し、年ごとに対策が施された農地が増えていることは農村部の高齢・過疎化を象徴しているようです。

私にとっても吹上浜近くの畑にアナグマが出没し、唐芋(サツマイモ)を食われるとは想像もしないことでした。

台風15号で静岡県に大雨

9月23日9時に発生した台風15号は24日9時に温帯低気圧に変わりました。わずか24時間の台風でしたが、その間には静岡県内に300~400ミリの大雨を降らせました。

9月24日14時 気象衛星ひまわり画像


昨夜は記録的短時間大雨情報が立て続けに出され、新幹線が止まりました。警戒情報は騒ぎすぎ、脅しすぎとも言われますが、やはり台風は怖いものです。南方海上には今日も多くの雲が見られます。
コメント (2)
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