花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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彼岸花を巡る 鹿児島市西佐多町 2022/09/25(鹿児島)

2022-09-26 12:03:12 | 
9月25日(日)鹿児島市本名町(吉田)に続いて西佐多町を巡りました。

コスモスも秋を代表する花 以下の画像は9月25日に撮影


用水路側に茎が傾いて咲き、水面からの光の反射がありきれいに見えました。

西佐多町は鹿児島市吉田地区北部の中山間地域で本名町の北側です。思川上流部に位置し、北隣は姶良市蒲生町です。

今日は彼岸花が多く咲いていた


前回訪れたのは9月11日、2週間が過ぎて稲が色づき彼岸花が咲く好条件でした。

台風の影響は少なめ


全般に稲が倒伏したところは少なめでした。稲の成長具合、稲穂の状態、地形、風向きなどが影響するのでしょう。

掛け干し風景


ここの田圃は毎年稲刈りが早く、今年も掛け干し風景が見られました。

今が盛りの彼岸花


彼岸花は所によって開花時期が前後するため、小まめに探すと傷んだ花の少ない場所もあります。

前宗の馬頭観音様(宝永5年→1708)


思川源流部の住家が点在する奥まったところです。春先の岩ツツジも数が減り、他から訪れる人はまずありません。通行車は稀ですが、宅配便、マイクロバスも通りますので離合注意。

道路脇の観音様に花が供えられ、落葉が掃除されていました。

前宗 柵に守られた小さな水田


かつては小さな水田が谷沿いに連なり、石垣の間から彼岸花が咲く絵に描いたような景色でした。

この時期に訪れたのは久しぶりです。イノシシ被害が多く休耕田さえも荒らされ、残っていた稲田は3か所だけでした。

廃屋への通路沿いに咲く彼岸花


前宗地区に通じる道沿いでも廃屋が増えていて、彼岸花の美しさに悲しみが増す思いです。

本宗付近 ここは農地が残っている


住宅が2~3戸あり、この水田を維持管理されているようで通路は草刈り直後でした。

永盛温泉近くの田圃


いつもは車窓から眺める程度でしたが、今日は周囲を歩いてみました。昭和の頃はよく話題になった温泉で、今も営業が続いているようです。

多くの彼岸花と色づいた稲田との対比が素晴らしいところでした。台風の影響は少なく、今年も美しい田園風景を楽しめてありがたいことでした。
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