花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

台風前の対策 彼岸花咲く 2022/09/16(鹿児島)

2022-09-17 15:10:36 | 日記
9月16日(金)台風前の様子見に、日置へ出かけました。

10時37分 吹上浜日置海岸 東風で海は静か


彼岸が近づいたので、最初に日置のお寺参りをしました。

台風11号で南西風が吹き、砂浜の浸食が続いています。桜島の火山灰の影響か空は濁り、南さつま市の長屋山などは霞んでいました。

サボテンの花


開花期は真夏前ですが、暑さが和らぐこの時期にも少し花を咲かせます。雲の動きは早いものの、雨が降ることはありませんでした。

道沿いのランタナを剪定


実家の屋根や壁に当たりそうな木の枝を切り詰めました。藤の蔓が伸びて雨樋にも絡んでいました。

古い瓦屋根部分を支えている桟木を補強するため、釘を打ち付けようとしたら腐食した周りの板が崩れ落ちてきました。

取り壊して造り替えるしかなく、まさに無駄な抵抗と思い知らされました。道沿いの管理でもしようと考えなおしました。

残っていたミカンを収穫


ジューシィオレンジの商品名がある晩生のミカンです。9月まで枝先に残るとは意外でしたが、台風で落ちる前に収穫しました。

Sさんから苦瓜と唐芋をもらう


ミカンを少しSさんにあげました。試し掘りの唐芋とシーズン終盤の苦瓜をいただきました。

実家と道路向かい 古い屋敷跡に今年も咲いた彼岸花


長年お世話になった家人が亡くなり30年以上、誰も管理しないまま空家は自然に崩れ落ち、跡地には電線に当たるほど木や竹が伸び放題でした。

市道の通行に影響が生じないよう、道路側の竹や草を時々刈り取っています。日照が確保され、昔ながらに今年も花を咲かせました。

風に揺れる牧草


帰りには近くの墓地に立ち寄り、親戚や同級生、お世話になった方々の墓に手を合わせました。

まだ台風は遠いですが、風が強めで時折帽子を押さえるほどでした。

お寺参り、墓参りができて気持ちが落ち着きました。台風で実家の外壁やガラス戸が壊れても、家自体が取り壊す時期に来ており悩んでも仕方がありません。

今日は雨が降っていないため帰宅直後、暴風の影響軽減のため庭先のバラの枝を3割程度切りました。

18時20分 日没直前の西空


台風接近時に見られる濃い夕焼けです。もっと台風が近づけば、さらに不気味な色合いになることもあります。

台風14号 最悪コースは免れない?

気象庁台風予想進路 9月17日12時


遠い南の海からやって来る台風、発生直後から鹿児島に影響が大きなコースが予想されていました。

薩摩半島西岸を北上すれば、鹿児島市は最も風の強い台風の右側に入ります。中心付近が通過することで鹿児島市、姶良市、霧島市など鹿児島湾沿岸部で高潮の恐れもあります。

気象衛星ひまわり画像 9月17日12時


昭和26年ルース台風時の高潮被害は甚大なものでした。平成時代には鹿児島市与次郎ケ浜地区に海水が入り込んだことがあります。

気象庁雨雲の様子 9月17日13時


17日昼頃の鹿児島市はまだ風は強くなく、雨は殆ど降らず、雨粒を感じる程度です。

台風の速度が遅いため明日18日(日)は終日暴風雨が吹き荒れ、停電も懸念されます。せめて速度を上げて早めに通り過ぎてほしいものです。
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